TOEICスピーキングテストの概要と勉強法

● TOEICスピーキングテストの勉強法

こんにちは。田村恵理子です。

先日、ご質問をいただきました。

TOEICスピーキングテストは、ビジネスの現場で役に立ちますか?という趣旨のご質問です。

TOEICのスピーキングテストは、まだまだ、ご存じない方も多いと思います。

そもそも、TOEICスピーキングテストとは?という所から、記事にまとめてみました。

TOEIC LRテスト、SWテスト、スピーキングテストの違いは?

TOEICテストというと、通常は、TOEIC Listening & Readingテスト(L&Rテスト)をさします。

L&Rテストは、その名の通り、リスニングと、リーディングのテストで、マークシート方式です。

L&Rテストの他にも、TOEICテストには Speaking & Writing(S&Wテスト)があります。

スピーキングテストのみ、受験することもできます。

さらに、それぞれ、公開テストと IPテストもあります。

TOEIC公開テストの種類について表にまとめました。2017年11月現在の情報に基づきます。

前述のように、TOEICスピーキング&ライティングテストは、スピーキングテストは、スピーキングテストのみを受験することもできます。

IPテストの場合は、TOEICライティングテストのみを受験することも可能です。

なお、TOEIC Bridge とは、初中級者向けのTOEICテストの入門版のテストです。

TOEIC スピーキングテスト日程と申し込み

TOEIC スピーキング&ライティングテストは年24回行われています。ただし、日程でいうと年12日です。同日の午前と午後に、1回ずつ実施されています。

一方、TOEIC スピーキングテストは年48回、日曜日に行われています。

ただし、日程でいうと年間12日です。同日に4回行われています。時間は、9時半、11時半、13時半、15時半です。

スピーキング&ライティングテストも、スピーキングテストも、同日に2回以上受験することはできません。

SWテストと、スピーキングテストの日程は、2018年5月までの予定を見る限りでは、同日です。ただし、公式に同日と発表されているわけではありません。今後、別の日に設定される可能性もあります。

2018年TOEICスピーキング公開テスト日程と申し込み締切日

2018年1月21日:ネット申込期限1月10日15時、追加申込期限1月15日12時、結果発表2月15日

2018年2月18日:ネット申込期限2月2日15時、追加申込期限2月13日、結果発表3月14日

2018年3月18日:ネット申込期限3月2日15時、追加申込期限3月12日12時、結果発表4月11日

2018年4月15日:ネット申込期限3月30日15時、追加申込期限4月9日12時、結果発表5月15日

2018年5月13日:ネット申込期限4月27日15時、追加申込期限5月7日12時、結果発表6月8日

TOEIC SW スピーキングテストの料金と申し込み方法

TOEIC リスニング&リーディングテストに比べて、テストの申し込み締切日が遅いです。すなわち、かなりギリギリまで申し込み可能です。

だいたい、テスト16日前が、通常の申し込み締切となります。さらに、その後も空席があれば、追加申込期間は申込できます。追加申込は、受験料が高くなりますが、テストの5、6日前まで、受付ています。

テスト申し込み期間中の受験料:6804円(税込)

追加申込期間の受験料:8586円(税込)

なお、TOEICスピーキング&ライティングの受験料は、それぞれ、10260円、12960円です。

申し込み方法は、インターネット申込のみです。受験料の支払いは、クレジットカード、または、コンビニ決済を選べます。

実際の申し込み締切日は、上をごらんください。

TOEIC スピーキング申込後のキャンセル

TOEIC リスニング&リーディングテストは、試験日変更や、キャンセルはできません。

これに対して、TOEIC スピーキングテストは、決済手続きを完了後も、申込期間中は試験日変更や、時刻や会場の変更ができます。また、指定期間中は、キャンセルができます。

変更手数料は、1782円(税込)です。

キャンセル手数料は、3150円(税込)です。

TOEIC スピーキングテストの会場について

TOEIC スピーキングテストは、ひとり1台のパソコンに向かって行います。LL教室や、テストセンターや研修センターなどで実施されます。

ひとつの都道府県に、複数会場が設定されている場合は、申し込み時に試験会場まで、選択することができます。

メールに地図へのリンクが掲載されていますから、そのリンクで、アクセスを確認します。

私の場合、ネットで会場名を検索して出てきたページに記載されている地図を見て、ビルに行ったところ、街灯のフロアが真っ暗だったことがあります。

実は、以前に近くのビルに移転していたのですが、古いページが残っていたのでした。

会場は、メールに記載されているリンクで、確認することをオススメします。

TOEIC スピーキングテストと英検の2次試験の違い

英検の2次試験/スピーキングテストは、面接試験です。試験官がいて、その前で文を読んだり、質問に答えたりします。

これに対して、TOEICスピーキングテストは、ひとり1台のパソコンに向かって行います。問題は、コンピュータの画面に表示されたり、イヤホンを通して音声で示されたりします。回答は、マイクロフォンに向かって、音声を吹き込みます。

テスト当日は、目の前に人がいません。当然、威圧されることもありませんし、助け舟を出してもらえることも、ありません。

TOEIC スピーキングテストの実施時間と当日の流れ

スピーキングテストのみ受験する場合、スピーキングテストは同日に4回行われています。入場時間は、9時半、11時半、13時半、15時半です。

Speaking & Writingテストを受験する場合、入場時間は、9時半と、13時半の2回です。

なお、TOEIC Speaking & Writingテストには、受験票はありません。写真も持参する必要がありません。受験前に、写真撮影があります。写真付きの本人確認書類を持参します。

TOEICスピーキングテストの所要時間は、20分です。

TOEIC Speaking & Writingテストの所要時間は、ライティングテスト60分も加わって、約1時間20分です。

試験開始時間は、人によって違います。部屋に案内されて、各自、パソコンに向かって、マイクや音量の調整などをして、各自、スタートします。

つまり、他のブースから、カエルの歌の輪唱のように、英文アナウンスが聞こえてきます。

TOEICスピーキング問題の構成と解答のコツ

TOEIC スピーキングテストは、6種類の、11問の問題で構成されます。

以下、問題タイプごとに、説明していきます。

TOEICスピーキングの音読問題

TOEIC スピーキングテストのQuestion1、2は、音読問題 Read a text aloud です。

短いテキストが、画面に表示されます。テキストは、機内や車内のアナウンス、広告などです。

読み上げのための時間は、各問45秒です。その前の準備時間は45秒です。

採点スケールは、0から3で評価されます。3が最高です。

普段から、シャドウイング、リピーティングや音読など、声に出すトレーニングが重要です。

本番では、アナウンサーになったつもりで、はっきり読みましょう。

ただし、アナウンサー並みに完璧に読む必要はありません。誤りを言い直したり、小さな誤りがあっても、全体的に評価されて、最高評価3がつくこともあります。

TOEICスピーキングの写真描写問題

TOEIC スピーキングテストのQuestion3は、写真描写問題 Describe a picture です。

写真を見て、その写真の様子を説明します。

準備時間 は30秒、説明のための時間は45秒です。

もちろん、人によって説明の仕方は違います。以下の問題すべてに言えることですが、絶対的な正解はありません。
写真に写っているものを、全てもれなく、列挙する必要はありません。

特徴的なポイントを挙げればよいのです。実際の聞き手に、写真の内容を伝えるつもりで、説明しましょう。

TOEICスピーキングの応答問題

TOEIC スピーキングテストのQuestion4から6は、応答問題 Respond to questions です。

身近な問題について、3つの質問に答えます。

応答時間は、Question4、5は15秒、Question6は30秒です。準備時間は、ありません。

質問は、音声です。リスニング能力があることは前提とされます。

相手が感心するような、スゴイことを言う必要もありませんし、長い文で答える必要もありません。

電話で会話するつもりで、自然に、素早く答えましょう。

TTOEICスピーキングの提示情報に基づく応答問題

TOEICスピーキングテストのQuestion7から9は、提示された情報に基づく応答問題 (Respond to questions using information provided )です。

提示された資料や文書をもとに、設問に答えます。

応答時間は、Question7、8は15秒、Question9は30秒です。

応答する前に、資料を読むための準備時間が30秒あります。

資料を見るときは、どこに何が書いてあるのか、把握しておきます。

質問を聞いて、必要なところを参照し、正確に答えましょう。

TOEICスピーキングの解決策を提案する問題

TOEIC スピーキングテストのQuestion10は、解決策を提案する問題 Propose a solution です。

メッセージ等の音声を聞き、何が課題かを把握し、問題の解決策を提案します。

解決策は、自分でその場で作りだして、答えます。絶対的な正解はありませんが、課題を達成できる解決策である必要があります。

話す時間は、60秒です。その前に、準備時間が30秒あります。

考える時間が限られていますから、すごく良い解決策を考え出そうとしないことです。その場で思いついた解決策について、整合性を持って、わかりやすく説明することをこころがけます。

TOEICスピーキングの意見を述べる問題

TOEIC スピーキングテストのQuestion11は、意見を述べる問題 Express an opinion です。

あるトピックが与えられます。そのトピックについて、自分の意見とその理由を述べます。

問題は、画面に表示されます。

話す時間は60秒、準備時間は15秒です。

考える時間は、わずか15秒です。自分の意見を決めかねると思っても、時間をかけずに、パッと決めましょう。

ディベートと同じです。あとは、理由や例などで裏付けを示します。理由をいくつか挙げたり、自分や身近な人のエピソードを話せると、説得力が増します。

TOEICスピーキングテストには、ある程度のレベルのリスニング能力は必要

TOEICスピーキングテストには、ごく簡単な問題もあります。たとえば、画面に表示されるテキストを、読み上げるだけといった問題です。

また、写真を見て、描写する問題も、比較的カンタンです。

しかし、質問を聞いて答えたり、メッセージを聞いて、解決策を述べる問題もあります。これらの問題は、質問や、メッセージが聞き取れることが、大前提です。

ある程度のレベルのリスニング能力は、必須です。

TOEIC スピーキングテストの結果スコア

TOEIC スピーキングテストの結果は、公式認定証として、テスト終了後30日以内に送られます。

これまでの例では、テスト後20から25日程度で発送されています。

インターネットでは、郵送の1週間前に結果を知ることができます。

スピーキングテストでは、スコアと、Proficiency Level Descriptorsと、発音、イントネーション、アクセントそれぞれについての評価が示されます。

スコアは、0点から200点の、10点刻みです。

Proficiency Level Descriptorsは、スコアを基にした8段階の評価です。

発音、イントネーション、アクセントについて、それぞれ3段階で評価されます。

TOEIC SW スピーキング&ライティング テストは社会人にオススメ?

それでは、TOEICスピーキングテストは、ビジネスの現場で役に立つのでしょうか?

2つのケースに分けて、

仕事で英語を使う具体的な予定がある場合

今のお仕事で英語を使う予定でしたら、その分野で、実際に使う場面を想定して、話すトレーニングをされた方が早いです。

例えば、商品を見本市に持っていくのでしたら、自社の紹介と、商品の魅力について、説明できるように、準備します。

ビジネス会議で英語でプレゼンする場合も同じなのです。

何を、どのように話すのか。そして質問されそうなことは何なのか、徹底的に準備して、練習します。

具体的な目的がある場合、TOEICテストを頑張るよりも、ダイレクトに目的にフォーカスした方が、ずっと早いです。

将来的に、英語を使う仕事をしたい場合

英語を使う仕事に転職したい場合や、社内で、異動したい場合などは、具体的にどのような場面で英語を使うのか分からない場合もあるかもしれません。

どの分野で、また、どのような場面で英語を使うのか、曖昧な場合は、TOEICスピーキングテストも検討の余地があります。

話すトレーニングをする手段として、TOEICスピーキングテストを利用するのです。

TOEICのリスニング&リーディングテストでは、高いスコアを取れていても、英語が話せないと言われる方も、いらっしゃいます。

英語は、「自信をもって、知っている言葉で、大きい声で話す」ことをするだけで、かなり、違ってきます。

独学の場合、どうしても、英語を話す練習は不足しがちです。まずは、とにかく、英語が口から出てくる状態に持っていくことです。

実際に英語を話す機会を作れれば一番よいですが、TOEICスピーキングテストを利用されるのも、一案です。話すことに慣れるのが、やはり一番の近道です。



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