新形式TOEICリーディングPart7の問題構成、時間配分と解き方のコツ

● 新形式TOEICリーディングPart7の時間配分と解き方のコツ

こんにちは。田村恵理子です。

TOEICリーディングのパート7が苦手だという話を、よくお聞きします。

パート7は長文とは言っても、中には短い文書もありますし、ごく簡単な設問もあります。

TOEICパート7にも、TOEIC初心者でも解ける問題もあります。

さらに、TOEICパート7の英文は、とても実用的です。お仕事で、英文で情報収集するときにも、英文メールを書く時にも参考になります。

ぜひ、TOEICのパート7に対する苦手意識を外して頂きたいなと思います。

そして、TOEICスコアと使える英語力の両方を手に入れて下さい。

この記事では、TOEICパート7の構成、練習方法、解き方のポイントについて説明します。

TOEIC Part7のテスト時間と問題数

TOEIC Listening & Readingテストの、リーディングは、パート5、6、7で構成されています。全部で100問の小問を 75分間で解きます。

TOEICリーディングテストのパート5は短文の空欄補充問題です。ひとつの問題が短いですから、TOEIC初心者にとっても取り組みやすいです。

パート6は長文の空欄補充問題です。語句や、一文を空欄に入れるタイプの問題です。こちらも、比較的取り組みやすいです。

TOEICテストのパート7は長文の読解問題です。長文とは言っても、ごく短い文書もあります。苦手と言われる方は、文書数が多いため圧倒されてしまっているのかもしれません。

パート7を苦手パートのままにしておくのは、もったいないです。

TOEIC Listening & Readingテストで、パート7の比重は意外に高いのです。

新形式TOEICテストでは、リーディング問題のなんと半分以上をパート7が占めます。

TOEICテストのリーディングの小問100問中、54問がパート7です。

パート7を得意パートにできると、TOEICスコアが一気に伸びます。

なお、パート7の問題には、シングルパッセージ問題と、マルチパッセージ問題があります。詳細は、次のパラグラフで説明します。

TOEIC Part7の問題の構成と問題数

TOEICのパート7は、大問15題で構成されています。

それぞれの大問では、1個から3個の文書を読み、2問から5問の小問に答えます。

1つの大問に含まれる文書の数によって、TOEICのパート7の問題を分類すると、下の表のようになります。

パート7は、1つの大問に含まれる文書の数が少ない問題から、多い問題へと、並べられています。

TOEICパート7のシングルパッセージ問題、マルチプルパッセージ問題とは?

1つの大問に1個の文書のみ含まれる問題を、シングルパッセージ問題、または1文書問題と呼びます。

1つの大問に2個の関連する文書が含まれる問題を、ダブルパッセージ問題、または2文書問題と呼びます。

1つの大問に3個の関連する文書が含まれる問題を、トリプルパッセージ問題、または3文書問題と呼びます。

シングルパッセージ問題と、ダブルパッセージ問題を合わせて、マルチプルパッセージ問題と呼びます。マルチパッセージ問題と呼ばれることも、あります。

シングルパッセージ問題の設問、すなわち小問の数は、それぞれ2問から4問です。シングルパッセージ問題は、1回のテストに10題含まれます。

ダブルパッセージ問題の小問の数は、各5問です。ダブルパッセージ問題は、1回のテストに2題含まれます。

トリプルパッセージ問題の小問の数は、各5問です。トリプルパッセージ問題は、1回のテストに3題含まれます。

まとめると、先ほどの表のようになります。再度掲載しておきます。

TOEIC Part7のマルチパッセージ問題の難易度は?

ダブルパッセージ問題と、トリプルパッセージ問題を合わせて、マルチプルパッセージ(マルチパッセージ)問題とよばれます。

つまり、一つの大問中に、複数の文書が含まれる問題です。

マルチプルパッセージ問題は、パート7の小問54問中25問を占めます。

TOEICリーディングテストの、25パーセントが、マルチパッセージ問題です。

そして、マルチプルパッセージ問題であっても、必ずしも難易度が高いわけではありません。

マルチプルパッセージ問題にも、TOEIC初心者でも、解ける問題が入っています。

2文書問題、3文書問題だからと捨て問にせず、しっかり対策をして、解ける問題を解いていきましょう。

TOEIC新形式テストPart7は難化した?変更点と対策

新形式テストになって、TOEICのPart7は難化したのでしょうか?

たしかに、読む英文の量は、増えました。新形式TOEICテストでは、リーディングテストの半分以上をパート7が占めるように、なりました。

また、新形式テストでは、3つの文書の関連を問う問題も入りました。少しだけ、ややこしくなりました。

このため、パート7が難しくなったとお感じの場合も、多いようです。

結論をいうと、仮に、難しいと感じる人が増えたとしても、スコアが下がることは、ありません。

TOEICてストは、正答率が、そのままスコアになっているわけでは、ないからです。

それでは、新形式のパート7対策は、何をすればよいのでしょうか?

まずは、読解力です。長文を読みなれることです。

パート7の勉強は、たくさんの英文を読むことが、絶対に必要です。最適なのは、当然、TOEIC公式問題集のパート7の文書です。

TOEIC公式問題集を使い倒せば、驚くほど楽に、英文を読めるようになります。

TOEIC公式問題集の使い倒し方は、こちらを御覧ください。

TOEIC パート7対策にオススメの問題集や参考書は?やはり公式問題集

TOEICテストの過去問は非公開

TOEICテストは、問題を持ち帰ることは、できません。また、問題の再現は禁止されています。

TOEICテストの過去問集は、発行されていません。

なお、TOEIC公開テストで、過去の問題が部分的に出題されることはあります。つまり、再利用(リサイクル)問題です。

TOEICテストのスコアは、単純な正答率ではありません。統計処理をした上で、正答率がスコアに換算されています。リサイクル問題は、統計データを取るために利用されていると思われます。

なお、TOEIC IP テストは、そっくり丸ごと、過去のTOEIC公開テストの再利用です。公開テストで統計データを取得済みの問題を使うため、少ない受験者でも、公開テストと同じ基準でスコアを出すことができるのです。

新形式TOEICテストに対応している公式問題集

新形式TOEICテスト対応の、模擬試験タイプの公式問題集は、日本で2017年10月現在、下記の3冊が出版されています。

まずは、公式問題集を一冊、手に入れることをオススメします。

・TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編 国際ビジネスコミュニケーション協会(青い本)2016年2月25日発行

・公式TOEIC Listening & Reading 問題集1 国際ビジネスコミュニケーション協会(赤い本)2016年10月20日発行

・公式TOEIC Listening & Reading 問題集2 国際ビジネスコミュニケーション協会(グレーの本)2017年2月20日発行

TOEICパート7対策の勉強法のおすすめは?

まずは、TOEICの公式問題集のリーディングパートを、本番のテストと同じく75分間で解いてみましょう。そして、答え合わせをします。

そして、75分間で解き終わらなかった問題も、最後まで解いて、答え合わせします。

ここまでは、比較的、みなさん取り組まれているようです。

この後が、大切です。

パート7の文書は、設問で問われていない所も含めて、しっかり復習しましょう。きっちり読んで、単語もチェックしましょう。

徹底的にTOEIC公式問題集を使いたおしてください。

TOEIC公式問題集の別冊の解答・解説には、語注も全訳もついています。ぜひ、活用してください。

公式問題集の使いたおし方については、こちらをご覧ください。

TOEICパート7対策のオススメ勉強法は、音読

音読は、TOEICパート7対策の勉強法として、本当にオススメです。

公式問題集は、一度解いた後の、復習が最大のポイントになります。音読は、非常に効率の良い復習方法なのです。

もちろん、最初に公式問題集を時間を計って解くときは、黙読です。テスト中も、音読はできません。^^

一度、解いて答え合わせをしたら、語注と和訳をみて、内容を理解した上で、音読します。

公式問題集のテキストを音読することで、時間的にも非常に効率よく、復習できます。また、黙読の場合よりも、しっかりインプットできます。

さらに、音読は、TOEICの目標スコアだけではなく、その先、英語を活用する際に効いてきます。

英語を話すためには、実際に口や喉の筋肉を動かして、トレーニングする必要があります。スポーツと同じです。

英語が話せる人でも、しばらく話していないと、口が回らなくなったりします。

同時通訳の方に、勉強法についてインタビューさせて頂いたことがあります。同時通訳のトレーニングでは、毎日シャドウイングは、欠かさずされていたそうです。

英語の勉強法インタビューその30からは、こちらです。

口が回るように、よいリズムで話せるように、実際に声を出して発音することが必須なのです。

TOEICパート7のテキストの、英語テキスト読み上げ音声が手に入る場合、シャドウィングやリピーティングも、とても有効です。

なお、新形式対応の公式問題集のTOEICパート7の文書の半分程度は、韓国のTOEIC教材と問題が共通です。共通の問題は、読み上げ音声を手に入れることができます。

韓国ETSのTOEIC公式問題集については、こちらの記事をご覧ください。

TOEICパート7対策の10週間講座の詳細は、こちらです。

新形式TOEICテストPart7対策の10週間講座テキスト

TOEICパート7の勉強法として、暗唱は有効?

私は、様々な分野の方に、英語の勉強法についてインタビューさせて頂いています。

英語の勉強法インタビューその30からは、こちらです。

通訳、翻訳など、英語で仕事をされている方のお話を伺っていると、一定数の方に共通する点が、いくつかあります。その1つが、暗唱です。

英語のプロの中には、英語を習い始めの中学生の時に、教科書を丸ごと暗記された方が、一定数いらっしゃいます。

語学の達人と言われているシュリーマンも、暗唱をオススメの勉強法として著書であげています。

暗唱は、まったく新しい言語を勉強する初期の段階に有効だと思います。

私自身も、韓国語を勉強し始めの時に、CDを聞きながら、簡単な物語の暗唱をしました。暗唱により、韓国語の独特のリズムや文字の読み方に馴染むことができました。

また、習い始めた初期は知らない単語がたくさんあります。むしろ、知らない単語ばかりです。暗唱により、一気に、テキストの文脈の中でたくさんの基礎的なフレーズや単語を覚えることができますから、暗唱は、とても有効です。

ただし、TOEICテストを受ける程度のレベルに達している場合、テキスト全部を暗唱する方法は、おすすめしていません。

ある程度のレベルに達している場合、暗唱に時間をかけるよりは、より多くのテキストを音読したほうが、効果的です。

英語のプロの方々インタビューの中でも、中学で教科書を暗唱しても、高校で教科書を丸ごと暗記したという話は、お聞きしたことがありません。

パート5などで、間違えた問題について、ピンポイントで、正しい文を暗唱するのは、良いと思います。

その場合も、暗唱は必須ではありません。暗唱までしなくても、時間をおいて、繰り返し音読することで、十分効果は得られます。

TOEICパート7長文の勉強法としての多読の効果

短期間でTOEICスコアを上げる必要がない場合は、好きな分野の小説を読んだり、英字新聞を読んだり、などの多読は、よいです。

私自身も、TOEIC対策の問題集ばかり解いて、TOEICスコアが上がったわけでは、ありません。

趣味で英語の小説を読んだり、仕事で大量の英文を読む生活を続けてきた中で、数年ぶりに受けた2回目のTOEICスコアで、いきなり975点でした。

数年計画で勉強する場合は、TOEICスコアのパート7の英文ばかり読むよりも、好きな分野の英文を読むほうが、継続しやすいでしょう。

ただし、仕事や、転職のためなどにTOEICスコアを上げなければならない場合は、TOEIC公式問題集のパート7の英文テキストを読まれた方が、ずっと早いです。

TOEIC公式問題集のパート7の英文テキストについては、ただ単に、たくさん読むだけではなく、復習や音読も、していきましょう。

また、自分では、英字新聞や、英語の小説を読む気になれない場合、先にTOEICの勉強をする手もあります。

短期集中で、TOEIC対策の勉強をして、先に、英文を読むことに慣れる作戦です。それから、自分の好きな分野の英語の本を読んでみると、以前よりも、楽に読めることと思います。

TOEICパート7対策の10週間講座の詳細は、こちらです。

新形式TOEICテストPart7対策の10週間講座テキスト

TOEIC Part7 が終わらない!解答時間が足らない時

「TOEICのパート7がいつも、時間内に解き終わりません。」というお悩みを、よく伺います。

大前提として、TOEIC600点、700点、800点を狙う場合は、リーディングのパート7が全部解き終わらなくても、まったく気にしなくてよいです。ただし、パート5、6で、考え込んで、時間をかけすぎている場合、そこは改善の余地があります。

TOEIC900点を狙う場合は、全部解き終えることを、目標にします。ただし、大問が数題とき終わらずに残っても、900点を取れることも多いです。

TOEICテストは、レベルが1つしか、ありません。もちろん、TOEICブリッジは、別にして、ですが。

英検は、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級と、7つのレベルがあります。そして、それぞれテスト問題が違います。

一方、TOEICは、全てのレベルの受験者が、同じテストを解きます。500点を狙う場合も、900点以上を狙う場合も、同じテストです。

TOEICテストの問題は、900点の人と、950点の人、990点の人も、差がつくように作られています。

ですから、900点までを狙う場合は、全問解けなくても良いのです。

なお、TOEIC990点満点も、満点と言いながら、正答率が100パーセントでなくても取れます。

試験中にパニックになっても、よいことは1つもありません。焦らず、落ち着いて、解き進めてくださいね。

TOEIC Part7 は一問何分で解く?時間配分の目安

それでは、TOEIC Part7 は一問何分で解けば良いのでしょうか?

900点以上を目指している場合に、全問解くことを前提とする場合、目安として、ざっくり小問1問あたり1分です。1つの大問の中に、2問から5問の小問が含まれていますから、大問1つあたり2分から5分が、大体の目安にはなります。

もちろん、問題によって、簡単に解ける問題も、時間がかかる問題もあります。また、レベルによっても違います。

TOEICリーディングのパート5、6、7の時間配分については、こちらの記事もご覧ください。

TOEICパート5の問題、時間配分と解き方については、こちらの記事もご覧ください。

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TOEICパート7対策の10週間講座の詳細は、こちらです。

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