こんにちは。田村恵理子です。
この記事は、ポッドキャスト第33話の書き起こし文です。同じ内容をポッドキャストで聞くこともできます。通勤や家事をしながらインプットしたい場合は、ポッドキャストをご活用ください。
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TOEICの世界は 女性上位なの?
今回は、TOEICの世界は 女性上位なの?という話です。
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飛行機に乗っていて女性機長さんに遭遇した経験は?
今回は、まず女性機長さんの話題からです。皆さんは、飛行機に乗っていて女性機長さんに遭遇されたことはありますか?
私はないです。
飛行機に、これまで何回乗っているのか、というのは、たぶん100回行かなくても、50回から100回の間ぐらいは乗っていると思います。
それでも、女性機長さんに遭遇したことは、まだ一回もありません。
男性のCA さん
CA さんはね、CA さんというのは、キャビンアテンダントさんは、男性の方も、たまに、いらっしゃいますよね。
海外の航空会社ですと、そんなに珍しくはないという感じもしますが、女性機長さんには、現実にはまだ一回も、お会いしたことがないです。
TOEICの世界では、女性機長さんが多い
しかし TOEIC テストでは、結構、女性機長さんは登場します。どれくらいかな。多分5回以上は、女性機長さんが登場するリスニング問題に当たっていると思います。
リスニングの問題で、機内でアナウンスが流れて、女性の声でアナウンスが流れると、あ、これCAさんかなと、反射的に思ってしまうのですが、実はそこでキャプテン 機長という言葉が聞こえたりとかね。
自分の中にある固定概念、思い込み
それで、何回か、女性機長さんが登場するリスニング問題に当たっているにもかかわらず、そのたびに、あ、女性機長さんだったと思うわけです。
やはり、私の中に、根強い「機長さんは男性」という固定概念があるのだと思いますね。
もちろん、知識としては、現実に日本でも女性機長さんがいらっしゃるのは知っていますし、TOEIC テストの問題で、女性の声が機内で流れて、CA さんかと思ったら、ひっくり返されて実は機長さんだったという場面に、何回か当たっているにも関わらず、その度に、一瞬、騙されます。
よっぽど、機長さん=男性という固定概念ですよね。この色眼鏡が、もう染み付いているのだなあと、その度に思うわけです。
ステレオタイプな男女の役割と逆のパターン
TOEICテストでは、ステレオタイプな男女の役割と逆のパターンがよく登場します。
例えば、上司と部下の会話の場面でしたら、女性の方が上司で男性の方が部下だったり、あるいはクリニックの場面でしたら、女性の方がお医者さんで、男性の方がアシスタントだったりします。
これは何故かと言いますと、現実には、まだ女性の上司よりも男性の上司の割合の方がずっと多いですし、お医者さんも、女性のお医者さん大分いらっしゃいますけれども、それでも、まだ男性のお医者さんの方が多いですよね。
脱ステレオタイプな男女の役割
現実とあえて逆の割合を多くするという考え方ではないかなと思います。
TOEICテストをこれから本格的に受けられる方は、普通のステレオタイプと反対の、脱ステレオタイプな男女の役割が TOEIC テストでは多めに出題されるよということも、知っておかれると、不意をつかれずにすみますから、いいと思います。
自分の常識は、他人の非常識
あと TOEIC テスト離れたところで、感じ方とか社会的な考え方ですね。常識というのは国によって、国とかね、あるいは、もちろん人によって、全然違うのだなということは、本当に感じます。
例えば、日本の居酒屋さんとか、パーとかで、このカクテルは甘くてフルーティーなので女性におすすめですよ、とかいう記載がメニューにあったとして、私、それは、本当に、言われるまで全く気がつかなかったのですが、アメリカとかね、ヨーロッパの女性は、割と性差別主義的とか、侮辱的と感じる人も結構多くて、びっくりしました。
そこはね、私も古い世代ですから、日本の若い世代は違和感を感じるのかもしれないです。
普遍、中立という幻想
それで、男女の役割に限らず、色々な物事には、本当に色々な見方があって、何が正しいのか、つまり、色眼鏡と言った時に、何が透明なメガネなのか、というのはもう絶対的な尺度はないわけですが、やはり、言葉の壁があるので、日本語世界の中の温度と、それから、英語世界の中の温度には、温度差があるのだなと、感じることがたまにあります。
これはもう何が正しい考え方とか、何が偏っていない考えなのかとか、何が中立なのかと、そういうことではなくて、自分の持っている、自分の思い込んでいる固定概念、知らず知らずに信じていることが、他の人にとっては、全然常識ではない可能性もあるのだなということを心に留めておくといいのかなと思います。
自分の母国語以外の言葉を学ぶ意義というのは、そういうところにもあるのだろうなあと思います。
それでは、今回はここまでにします。お聞きいただいてどうもありがとうございました。
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最後までお聴き頂いてどうもありがとうございました。それではまた。
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