TOEICの有効期限は?変更点あり【2024年版】

TOEICの有効期限は?

2024年5月現在、公式サイトによると、TOEIC公開テストの有効期限は2年とされています。

ただし、企業や学校などTOEICスコアの提出先によって独自の指定がある場合もあります。必ず提出先の基準を確認しておきましょう。

また、今後も変更がある可能性はあります。制度変更の際に方針が二転三転することは、ままあります。

最新情報は、公式ページでご確認ください。

 

 

経緯(2023ー2024年4月)

2024年5月の時点で公式サイトに期限は2年と明記されています。

もちろん、企業や学校などに提出する場合は、それぞれ独自の基準がありますから、2年よりも短い場合も長い場合もあるでしょう。必ず提出先の基準を確認しておきましょう。

なお、以前は「TOEICの有効期限はない」といえる状況でした。

2023年にTOEICサイトを通して大学・企業等へスコアを提出するサービスが始まり、その場合は2年以内に受験したテストが対象とされました。その時点で、ゆくゆく多くの大学や企業がこのサービスを利用することになれば、TOEICテストの有効期限は実質的に2年という扱いになると予想されました。

 

スコア提出サービス

TOEIC申込サイトを通して大学・企業等へスコアを提出できるサービスがあります。提出先の大学・企業等はスコアをWebで確認・閲覧・ダウンロードできます。

このサービスは、過去2年以内に日本国内において受験したTOEIC公開テストが対象です。

大学や企業などの機関によってはで独自の規定がある場合もあります。個々にご確認ください。

 

2023年4月のTOEIC公開テストからは、デジタル公式認定証が導入されました。

デジタル公式認定証の導入でどうなる?

TOEIC公開テスト(LR, SW, Bridge)の公式認定証をブロックチェーン技術を使ってデジタル化することが発表されました。IPテストは対象外です。

正式案内はまだですが、2023年1月31日時点の情報では以下の仕様となっています。(変更される可能性あります。)

・PCやスマホで公式認定証がいつでも確認可能
・PDF版のダウンロード可能。PDFのQRコードをから、デジタル公式認定証を確認可能。
・受験者や受領側(企業・大学など)でも発行元の確認や改ざんの有無を検証可能。

2023年4月の公開テストのテスト結果から導入予定されました。

さらに、その前、2022年までの状況については、この下の『TOEICの有効期限は2年と誤解していませんか?  2019年2月の記事』をご覧ください。

TOEICの有効期限は2年と誤解していませんか?  2019年2月の記事

「TOEICテスト結果の有効期限は2年」と誤解されている方が、結構いらっしゃるようです。

私の講座の受講生さまも、2年と思われていた方がチラホラいらっしゃったり、します。
「TOEICの有効期限は2年」は誤解です。

TOEICテストの結果も、英検と同様に一生モノです。

TOEICテストのスコアレポート・公式認定証に有効期限はないのです。

ただし、企業や学校、資格試験などによっては独自に期限を設けている場合もあります。

その点は、注意が必要です。

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TOEICテストの点数(スコア)に有効期限はない。

TOEICテストの点数(スコア)に有効期限はありません。

TOEICテスト公式ホームページにも、そのように書いてあります。

「よくある質問」の「テスト結果の有効期限・再発行について」をご覧ください。

 

 

企業によっては就職、昇進要件のスコアに期限を設けている場合も

ただし、企業によっては、独自の規定がある場合もあります。

私の知り合いでも、うっかりしていて昇進時期が遅れてしまったと言う話も聞きました。

お勤め先の昇進要件にTOEICスコアがあり、点数はクリアしていたものの、規程の期限が切れていたそうです。気づいてから慌てて、TOEICテストを受けようとしたものの間に合わなかったとのこと。

TOEIC公開テストは、東京では、ほぼ、毎月受験機会があります。結構多いようにも感じますが、申し込みから結果発表までは時間もかかります。公開テストがない月もありますから、タイミングによっては、運が悪いと、TOEICテストを受けようと思い立ってから、結果を手にするまでに3ヶ月以上かかる場合もあります。

仕事で成果を上げているのに、TOEICスコアの期限切れで昇進時期が遅れてしまうのは、残念ですよね。

大学入試、院試などでは、いつのTOEIC結果が必要なのか要確認!

大学入試、大学院入試では、TOEICテストの点数により試験科目が免除されるケースもあります。その場合、期限が設定されていることもあります。

また、TOEIC ip テストで良いのか、TOEIC公開テストの結果が必要なのかも違います。

TOEIC IPテストとは何?という場合は、こちらの記事をご覧ください。

各学校によってケースバイケースですから、早めに確認しましょう。

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資格試験の免除要件などではTOEICスコアに期限がある場合も

また、資格試験の免除要件なども、要注意です。独自の規定がある場合もあります。

例えば、全国通訳案内士試験では、TOEIC900点で英語の一次試験が免除となりますが、TOEICを受けた時期について、一定の要件があります。

全国通訳案内士試験のTOEICによる一次試験免除要件については、こちらをご覧ください。

公式認定証の再発行はTOEIC試験日から2年以内

公式認定証を紛失した場合、再発行には期限があります。

それが、約2年なのです。

受験から一定期間内であれば、公式認定証を紛失したとしても、再発行が可能です。

その辺りから、誤解が生まれたのかもしれません。

転職予定がまだ先でも、早めのTOEIC受験がお勧めな理由

TOEICテストのスコア自体には、有効期限はありません。もちろん、入試や資格試験、職場への提出などの場合は、独自に受験時期の指定がある場合があります。

ですから、転職予定が2年以上先だとしても、早めにTOEICを受験しておくことをオススメします。

TOEICテストに申し込んで、受験して、結果が出るまでも時間がかかります。また、一回で目標の点数が出るとは限りません。

のんびりしていると、いざ転職しよう!と思った時には、間に合わないということになり かねません。早めに受けておくに限ります。

〇〇点あげるためには、どれくらいかかる?

TOEICテストは、800点まででしたら、3ヶ月で100点以上のアップも可能です。もちろん、取れる勉強時間にもよりますし、あくまでケースバイケースの話です。

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