KPOP 韓流ポップミュージック NCT 日本人メンバの話題から【番外編】

こんにちは。田村恵理子です。

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KPOP、 韓国のポップミュージックについての話題から思ったこと

こんにちは。田村恵理子です。今回は、ポッドキャスト番外編です。

KPOP、 韓国のポップミュージックについての話題から、色々と思ったことについてお話しします。

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今回は、直接的にTOEICの話ではなく、最近ね、ちょっとKPOPで、 びっくりした事があったので、それについてお話していきます。

TOEIC の勉強法で探して、このポッドキャストを聞いてくださっている場合は、ポッドキャストの第1回から第20回まで、特に、TOEICの勉強法について語っていますので、このポッドキャストの第1回から第20回までを、ぜひ聴いてみてください。

気がついたら KPOPが、すごいことに…

さて、今日の本題ですが、最近(最近というのは2020年の10月後半ですね)びっくりしたことがありました。あ、なんか気がついたら KPOP(KPOPというのは、韓国のポップミュージック業界)が、すごいことになってるのだなぁと、びっくりしました。

私は、音楽はすごく疎いです。そもそも、テレビ見ないですし、音楽も、あまり聞かないですね。

ですから、全然知らなかったのですが、SNSで流れてきたニュースを見たのが初めでした。

日本人の男の子が、韓国のアイドルグループでデビューして話題になっているというニュースだったのですね。

それで、動画を見てみたら、ちょっと、これまでのね、私の固定概念が覆されて、びっくりしました。というのは、ダンスが、ヒップホップ系の、ノリのある、グルーヴ感のあるダンスが、もう、凄くうまかったのですね。

私、学生の頃、もう、ずいぶん昔ですけれども、そういうヒップホップ系のね、アンダーグラウンドな感じのダンスをしてたのですけれども、その時、思っていたのは、アイドルのダンスというのは、別物だという感じだったのですよね。

アイドルグループのダンスというのは、パッパッパという、す速い体操のような動きと、あとジャズダンスとか、ロックダンスを組み合わせたようなダンスであって、ヒップホップとか、ラップとかは、また、ちょっと分野が違って、そちらはそちらで、メインストリームには、なり得ないだろうなという固定概念が私の中にあったのですね。

それで、こんなにヒップホップダンスが上手い人がアイドルグループにいるのだということが驚きでした。びっくりしました。

日本人が、韓国のグループでデビューする流れがある!

もう一つびっくりしたのが、日本人が、韓国のグループでデビューするという流れがあることです。

これ、私が疎くて全然知らなかったのですが、今回のニュースで知ったのが、NCTUというグループの将太郎君というすごくダンスが上手い新人メンバーなのですけれども、実は、そのNCTという大きなグループに、もう、すでに先輩でね、何年も前からゆうた君という日本人メンバーが既に活躍していた、というのと、あと他のグループにも、結構、日本人がデビューしたというのを知って、今回びっくりしたわけです。

それで、ちょっと KPOPについて調べてみました。そうしたら KPOP業界って、今、もう、すごく大きくなってるのですね。

KPOPのイメージ今昔

私のイメージとしては、KPOPというのは、韓国と、あとは日本で人気があって、それから、その周りのね、アジアの国でちょこちょこ人気があるというイメージでした。日本は、人口もね、韓国よりも多いですし、日本がきっとね、大きなマーケット、市場なのだろうなと思っていたわけです。

ところが、今や、もう、日本や韓国だけではなくて、世界中のね、色々な国で売れているのですね。

例えば、BTSというグループは、アメリカのビルボードで1位をとっています。私は、もう本当に音楽とかエンタメとか疎くてですね、BTSって、まあ名前は知っているけど…という感じだったのですが、アメリカのビルボードで1位というのは凄いですよね。びっくりしました。

それで、思い出したことがあるのですけれども、私、以前にアラビア語を習っていたことがあって、その時のクラスメートで、アラブの国に旅行している人が結構いました。それで、その時に話を聞いてたのが、KPOPってアラブの女の子達に人気があるって話を、複数の人から聞いたことがありました。その時は、へぇ、そうなんだ、と流していたのですけれど、それをちょっと思い出して、確かに人気あるんだなあと思ったわけです。

KPOP人気を数字で見てみました

ちょっと調べてみたので、具体的な数字もあげておきます。

例えばストレイキッズというグループの何本かの動画について、国別地域別の再生回数を調べた調査結果があります。

1番アメリカ11.4%なのですね。で、2位以下が、インドネシア、タイ、ベトナム、ブラジル、メキシコ、フィリピン、アルゼンチンと続いて、日本はと言うと第9位で2.6%でしか、なかったりします。

これは、もちろん、グループによっても違って、例えば、モモランドというグループは、一番はフィリピンで37.7%。もう、4割近くフィリピン。日本はと言うと4.6%なのですね。

もちろん KPOPといっても、国内のみで活躍しているグループも多いと思いますし、いまあげたのは、特に海外に出てるグループの数字だと思います。

それにしても、もはや、KPOPというのは、韓国と日本だけで人気があるという見方は、古い見方だということなんだなと思いました。いつのまに KPOPこんなに大きくなったのかなと思いますね。

出典を言っておきますね。Korean Foundation for international Cultural Exchange, KOFICEの2019年のホワイトペーパーに載っていました。 KOFICE white paper で検索すると出てくると思います。

90年代のソテジワアイドル

それでなぜ、KPOPがこんなに大きくなったかというのを、ちょっと考えいていて、思い出したことがありました。

私、学生時代に、友達がバイト先で韓国人留学生と仲良くなって、それで私も一緒に遊んでもらったりしてたのですね。韓国旅行にも行きました。

私たちはダンスしてたので、ダンスミュージックにもね、興味があって、それで、その韓国人の留学生から教えてもらったのか、それとも向こうでCD屋さんに行って聞いたのか、ちょっと忘れたのですけれども、ソテジワアイドルというグループが、当時、すごくダンスミュージックで流行っていて、そういえば聞いたことがあったのを思い出しました。ラップとダンスのね、アンダーグラウンドの香りがするようなグループでした。

それで、調べてみたら、その時のグループにいた人が、今、ひとつのね、大きな芸能事務所を作っているということで、昨今のKPOPというのが、いきなり湧いて出たものではなくて、1990年代に、その下地が、既にあったのですね。

人口、つまり、マーケットの大きさと語学力

それから、マーケットの大きさですね。韓国は、そもそも人口が日本の半分ほどですから、もともとマーケットが国内だけだと小さいのですね。初めから海外でも売るというのが、視野の片隅にでも入ってるというのは、強いなあと思いました。

あとね、言葉ですね。言葉は、もう本当に大切だなぁと思います。

先ほどの、その国内のマーケットの大きさという話とも関連するのですけれども、例えば英語が得意な人が多い国(英語ネイティブでないけれども、英語が得意な人が多い国)といった時に上がってくるのが、例えば、オランダとかね、北欧のデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドとかね、アジアだったらシンガポールとかね、英語が得意な国で上がってきますけれども、やはりね、国が小さいのですよね。

これはもう国として生き残り戦略ですよね。教育カリキュラムも、もうそれを前提として組まれますし、あとね、そうでなくても、小さい国にいると、子供の頃から、あるいは、学生のころから、言葉の重要性というのは自然とね、感じる機会が多いと思いますね。

例えば、オランダのアニメ番組、子供用のアニメ番組は、日本のアニメでも、吹き替えがドイツ語だったり英語で吹き替わってるのですけれども、オランダ語の吹き替え版はなくて、オランダ語は字幕だったりするのですよ。子供向けのアニメであるにも関わらず。これも、だいぶ前の話なので、今、もしかしたら変わってるかもしれませんが、マーケットが小さいとね、いちいち吹き替えしていられないということもあると思います。

それから、例えば、大学生になって、これもオランダ人の友人の話ですけれども、物理学を学んでいて、大学で専門過程を学ぶとき、例えばね、量子力学を学ぶとき、量子力学のテキストというのは、オランダ語に翻訳されてなかったりするわけです。ですから、教科書も英語だし、それから、講義も英語でする。だから、その彼女が言うには、「量子力学をオランダ語でやるなんて考えられない。」と言ってました。ああ、そんなものなんだなあと思いましたけれど。

日本というのは、日本人全体として一億人少しいるので、専門書で、若干高くなっても、日本語の本が出てるということになりますよね。

そこら辺がね、やはり小さい国だと、子供の頃、学生の頃からね、もう、ひしひしと言葉の重要性を感じる。それが違うのかなと思います。

日本人は、やはり語学が苦手

そんなこんなで、日本人はね、語学が得意な人が少ないですよね。

例えば去年の、2019年の TOEIC listening and reading テストの平均点を見てみると、韓国、平均が678点。それに対して日本は523点と、150点以上差があるのですね。これ、もちろん統計的に全条件を同じにして統計を取ったわけではないので、単純には比べられないと思いますが、それにしても150点差というのは、かなり大きい差ですよね。

この英語力の差が、例えば芸能事務所が海外でタレントをね、売り込んでいく時の、武器になるのだろうなと思います。

日本の企業は、芸能事務所に限らず、言葉が得意な人が少ないために、機会損失しているということは結構あるのではないかなと思います。そこがちょっとね、もったいない気がしますよね。

あと、韓国の芸能事務所では、タレント側、アーティスト側の語学力を重視していて、例えば養成所でね、語学のトレーニングを入れていたりというのを聞いて、やはり、もう、初めから世界を狙うつもりで準備しているのだなあと思いました。

日本人が落選してしまう敗因

ちょっと ツイッターで、ある人がツイートされていて、私の中で、すごいタイムリーな話だったので、引用させていただきます。

陳暁夏代さんという方です。読ませていただきます。

中国大型番組IPのキャスティングをこれまでやってきて、日本人が落選してしまう敗因が顔面偏差値でも歌でもダンスでもなく語学という関門が多いのでタレントになりたくても英語や中国語や韓国語は下手でもハキハキ話せるメンタルを鍛えないとタレントにもなれない2020……

もちろん”突出した容姿or歌orダンスor技能”があれば語学は後付けでもいいが(後付けでも必要)そのレベルに達していればこちらから熱烈オファーしているので足切り落選にかかることはないので話が別。もちろんそんな人はあまり出会わない….

ということですが、今回の KPOPのNCTの将太郎君のケースは後者ですね。

オファーされて、その時点での韓国語能力は問われず、決まってから、そして今も、後付で頑張っているということですね。

これね、本当に大変だと思います。新しい環境に入って、新しいことに取り組みながら、並行してね、言葉も勉強していかないといけないと。

海外生活は大変だけれど...

言葉だけではなくて、その他もね色々なことが海外で暮らすというのは本当大変だと思います。

これは、例えば、お仕事で海外で暮らされている方もそうですし、国際結婚して海外で暮らされている方も同じ話になりますが、言葉だけでなくてね、習慣が違ったり、それから価値観が違ったり、常識が違ったり。

そういうことでね、摩擦が起きたりもすると思います。

一方ね、日本にいれば、日本は、国としてみると、そこそこ人口が多い国ですし、

それから、経済的にもね、まだそこそこ豊かな国ではあるわけです。ですからね、例えば、出稼ぎに行くとか、そういうことを考えなくても、一生日本の中だけで、生きていくことができるというのは、ある意味幸せなことですよね。

ただ、そうは言っても、世界に70億人、80億人近くいる中で、日本人というのは、1億人と少しなわけで、全体の人数の2%にも満たない、本当に小さなグループなわけですよね。

ですからね、初めから、海外も一つの可能性として視野に入れたほうが、個人個人の日本人の才能を今よりも、もっと活かせたり、それから、事業にしても、今よりも、もっと広げられたり、するのだろうなと、今回、思いました。

それで、海外に出て行く時の、障壁の一つになりうる言葉というのは、やはり、時間がかかりますから、前もって、準備しておくに越したことはないのだろうなと思いました。

今回は番外編ということで、 KPOP の話題から、最後は、やはり言葉は大事だよねという話でした。

お聞きいただいて、どうもありがとうございました。

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最後までお聴き頂いてどうもありがとうございました。それではまた。

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