この記事は、ポッドキャストTOEIC研究室きくメルマガ第69話「第387回TOEIC公開テスト(9月5日午後)雑感」の書き起こし文です。
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こんにちは 田村恵理子です
はい。今回は2026年9月5日土曜日午後のTOEIC公開テストを受けて思ったこと、雑談回です。まずは単語からですね。
意味をよく知っている単語なのだけれども、別の意味がある単語って結構引っかかりやすいかなと思うので取り上げてみました。
まず「pilot」。パイロットは飛行機のパイロットですね。p-i-l-o-t、pilot。よく知っている単語だと思うのですけれど、これ前もポッドキャストでお話ししましたね。実はこちら、別の意味もあります。
パイロットプログラムとかパイロットプロダクションと言うと、実際に使う前に、あるいは実際に生産する前に、試験的に小規模に試してみる、実地で試してみることです。
例えば、新しい製品を作るとき、その製品を大規模に生産開始するのではなくて、小規模に生産してみて特定の地域だけ売ってみるとか、あるいは製品だけではなくて制度もそうですね。
特定の制度を作って、〇〇特区みたいなのにもそれに近いのかな。特定の地域だけ試してみて、良かったらもっと全国に広げてみようみたいな感じですね。そういうのを「パイロットプログラム」とか「パイロットプロダクション」と言います。
それが一つ、パイロットですね。これ「パイロット」という単語、よく知っている単語なので、そこで「飛行機のパイロット?」と思ってしまうと、ちょっと意味がつかめなくなってしまうと思うので紹介しました。土曜日のTOEICテストで2回出てきましたね、少なくとも私が気がついた範囲で。意外とちょくちょく出てくると思います。
そして次の単語、「make」。m-a-k-e、make。これは「作る」という動詞ですよね、一般的にね。
ただ動詞ではなくて、動詞ではなくて名詞として使われて「製造元」とか「ブランド」という意味で使われることもあります。製品に「make 〇〇(会社名)」みたいなのが書いてあったりすることがあります。
一つちょっと言っておくと、日本で製造会社のこと「メーカー」って言いますよね、日本語で「メーカー」。しかし英語では、この「メーカー」っていうのは、ちょっと日本語の「メーカー」とは使われ方が違いますね。日本語でカタカナで「メーカー」という単語、製造会社という意味でね、自動車のメーカーとか家電メーカーとかそういう「メーカー」に近いのは、英語では「manufacturer」に当たります。manufactureが作るで、それにさらに-erがついた「manufacturer」ですね。
それで「maker」という単語も使われるんですけれど、もう少し小規模な特定の個人の職人とかね、小規模な会社について使ったりします。特定の分野のね。例えば「filmmaker(フィルムメーカー)」とか「dressmaker(ドレスメーカー)」、仕立屋さん、ドレスの仕立屋さんみたいな感じですね。
このように「maker」という単語は英語で使われます。それで今お話ししたのは「make」、動詞の「作る」が基本ですが、名詞として使われることもあって、その場合には「製造元」とか「ブランド」という意味で使われることもあります、という話でした。
次、ちょっと化学(ばけがく)の話になるのですが、日本語で「ナトリウム」というと、あの元素の周期表に出てくるNaですね。ナトリウム。
例えばお料理に使う塩は塩化ナトリウム(NaCl)なわけで、その塩もね、ナトリウムでできているんですけれど、このナトリウムって英語では「ナトリウム」ではないんですよね。「sodium」と言います。
英語圏以外では「ナトリウム」と呼ぶ国もあるんですけど、それにそもそも元素記号がNaですしね。日本語の「ナトリウム」のほうが分かりやすいとは思いますけれど、英語では「sodium」、s-o-d-i-u-mと言います。これも出てきたんですよ、リスニングでね。それで別にこの単語知らなくてもいいのですけれど、リスニングでこう知らない単語が出てくると、そこでちょっと引っかかってしまって集中力が途切れたりするんですよね。
それにまあ「ナトリウム」っていうのは知っておいてもいい単語ではないかなと思うので、「sodium(s-o-d-i-u-m)」覚えておくといいと思います。ちなみに何に出てきたかというと「ナトリウムイオン電池」の話で出てきました。
それでこれ私も知らなかったのでちょっとびっくりしたんですけれど、TOEICテストの設定ではそのナトリウムイオン電池を使うと、そういう流れで出てきたんですね。それで私「え、もうナトリウムイオン電池って実用化されてるのかな?」と思ってちょっと調べてみたら、されているんですね。
日本ではまだ研究開発だったり、あとは商品化されていてもごく一部の限られた分野の話なんですけれど、日本以外では例えばヨーロッパでも実用化されているそうですし、特に中国ではかなり幅広く、もう実際に量産されて使われているそうです。
このナトリウムイオン電池は何がいいかというと、レアメタルがいらないこと。リチウムイオン電池というのは、レアメタル(コバルトとかニッケルとか)を使うのですけれど、それが不要である。
それからリチウムイオン電池は銅も使ったりするんですけれど、ナトリウムイオン電池は銅も不要である。代わりにアルミで電極を作れる。アルミのほうが銅より安いんですよね。最近こうなんか銅の導線とか、お寺の…神社かな?銅の屋根瓦が盗まれたなんていうニュースもあってちょっとびっくりですけれど、銅って結構高いんですよね、そのことからも分かるように。
というわけで、ナトリウムイオン電池はレアメタル(コバルト、ニッケル)も不要だし、銅も使わない。さらにそのリチウムイオン電池のリチウムっていうのは、リチウム自体がそんなにめちゃめちゃ豊富にあるわけでもないんですよ。
それに対してナトリウムイオン電池のナトリウムっていうのは、なにしろ塩が塩化ナトリウムですから、海の水、海水からナトリウムを作ることができるのでコストが非常に安くなる。それからレアメタルとかリチウムとか輸入に頼らなくていいわけですね。
ただパワーがいまいち弱いので用途は限られるのですけれど、例えばソーラー発電とか風力発電の蓄電池とか、それから車、電気自動車とかにはもう使われているそうです。
あと低温でも使える。リチウムイオン電池に比べて低温でも使えるということで、これ電気自動車って低温に弱いので、すごく寒い地域では困ると思うんですけれど、ナトリウムイオン電池ならそこら辺のリスクが軽減されるということで、
これから実用化、日本でも何年か後、徐々に実用化されていくのかななんて思います。あとこの記事調べてたときに、このナトリウムイオン電池も初めからいきなり量産するのではなくて、去年とかね、中国でも初めは「パイロットプロダクション」、試験的に小規模の生産を試す段階を経て、今年は本格的に量産を開始しているメーカーもあると書かれていました。ここでもね、先ほどの「パイロット」っていう単語が出てきましたね。
ということで、今回のポッドキャストはここまでです。後半では今問題になっているらしい環境問題の話、それでそれに対してあまりに関心が集まっているので、すごい予算が注ぎ込まれているのだという話をします。これテスト中にね、その問題に取り組む会社に対して、10万ドルの補助金というか賞金というか、をあげますっていう話が出てきたんですけれど、10万ドルって結構すごいじゃないですか。1,500万円ぐらい。研究開発費ということになると1,500万円じゃ少ないかもしれないですけれど、私はそれ見たとき「10万ドルって、結構すごいな」と思って、
それで帰ってその問題について調べてみたら、なんと、なんと結構いま現在でも結構もっともっと大規模に研究開発費を出して、その問題に取り組む人、あるいは企業を募集していました。その金額もちょっとびっくりしたので、その話を後半ではしようと思います。
それでは今回はここまでです。お聴きいただいてどうもありがとうございました。
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