2023年4月のTOEICテストから、結果がデジタル公式認定証で発行されるようになりました。
当初の公式発表(2023年4月20日の内容です。その後変更点あり)
ブロックチェーン技術を活用しているそうです。紙の認定証は偽造できてしまいますからね。
2023年度いっぱいは、デジタルと紙と両方の公式認定証の両方もらえます。(当初より変更あり、今後も変更あるかも?)
2024年度以降は紙の認定証は廃止される予定とのことですが、予定ですから変更はあるかもしれません。
デジタル公式認定証をダウンロードできる期間は、当初の予定よりものびたようで、よかったなと思います。
デジタル公式認定証とは?について、こちらの記事にまとめていきたいと思っています。(少々お待ちください)
ブロックチェーン技術とは?
ブロックチェーン技術では、書類の完全性、および、書類の発行元の真正性を証明することができます。
完全性とは、公式認定証が改ざんされていないこと、真正性とは、公式認定証の発行元が確かにTOEIC公開テストを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会であることを示します。
株式会社サイバーリンクス(所在地:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:村上恒夫)提供のブロックチェーンを利用したデジタル証明書発行サービスCloudCerts(R)を採用しているそうです。
TOEICデジタル公式認定証はいつから開始?
2023年4月の公開テストのテスト結果より開始しました。4年4月以降にTOEIC公開テストを受験した人には全員、デジタル公式認定証が発行されています。
TOEICデジタル公式認定証は、いつ使うの?
大学などの入学試験で加味される場合の出願書類や、大学での単位認定、就職の際などに提出を求められるケースがあります。特に、WEB での出願、提出、エントリーの際には便利ですよね。
2023年5月の時点では、選択可能、つまりTOEIC デジタル公式認定証または紙の公式認定証(原本)いずれかの提出を求めるところが多いようです。しかし、まだデジタル公式認定証を提出した場合でも、紙の公式認定証のコピーが必要な場合もありますし、紙の公式認定証のみ受け付ける場合もあります。
提出先の定める規定を早めに確認しておくと安心です。
TOEICデジタル公式認定証は、どこにある?
会員ログイン後のページでURL を確認できます。紙の公式認定証と同じ(点数が書かれた部分)画像の左に、このような表示があります。
public key と transaction ID の部分には、数字、文字が組み合わされたコードが記載されています。
TOEICデジタル公式認定証の提出方法は?
提出先によって違います。早めに確認されることをお勧めします。
2023年現在、「TOEIC デジタル公式認定証」または「公式認定証(Official Score Certificate)」(原本)いずれかの提出を求めるところが多いようです。
Webのフォーム等から提出する場合は、TOEIC デジタル公式認定証の URL をコピーペーストで入力することになります。加えて、デジタル公式認定証をプリントアウトして提出する必要があるケースもあります。
TOEIC デジタル公式認定証の有効期限は?
2023年4月20日の公式発表(プレスリリース)によると、試験日から5年間は表示されることになっています。また、5年以内であれば、デジタル公式認定証をPDFで何度でもダウンロードすることができます。5年経過後はURLをクリックしても非表示になります。
しかし、2024年4月の時点で、公式サイトのTOEIC公開テストの有効期限に関する記載が変更された(2年とされた)ため、今後、デジタル公式認定書の表示・ダウンロード期限についても、変更がアナウンスされるかもしれません。
紙の公式認定証の発行はいつまで?
当初の予定では、2023年11 月の公開テストより紙の公式認定証の発行はされず、デジタル公式認定証のみ発行される予定でした。しかし、これは変更され、2024年度も引き続き、紙の公式認定証が発行されることになりました。
なお、紙の公式認定証が廃止され、デジタル公式認定証のみの発行となった場合でも、紙の公式認定証が必要な場合は再発行サービス(有料)を利用することで入手可能となる予定です。
IPテストでもTOEICデジタル公式認定証が発行されますか?
発行されません。公開テストのみです。
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