● 植物学者ルドゥーテのバラ図譜の展覧会に行った話から英語の語源cent, ped, pod, triの話
こんにちは。田村恵理子です。
この記事は、ポッドキャスト第21話の書き起こし文です。同じ内容をポッドキャストで聞くこともできます。通勤や家事をしながらインプットしたい場合は、ポッドキャストをご活用ください。
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先日バラの花のボタニカルアート、植物画の展覧会に行ってきました。その話から、今回はゆるっと英語の語源の話をお届けします。
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今回は TOEICの話から少し離れて、英語の語源についてのよもやま話をお届けします。
TOEICの勉強法については、この Podcast の20回ぐらいまでで、集中的にお話しています。
特に、第1話から第8話までは TOEICの勉強するにあたって大切なことを詰め込んでいます。
TOEICの勉強されている方は第1回目から第8回目までも、まず聞いてみてください。
今回はゆるっと英語の語源の話
今回は英語の語源の話をゆるくお届けします。
先日、ボタニカルアート、植物画の展覧会に行ってきました。特にバラの花を集めた展覧会です。
私、こうなんとなくね、ボタニカルアート好きなのですよね。心惹かれるものがあります。
こう、古いもので精密に書かれているものに、たぶん心惹かれるのだと思います。例えばね羊皮紙に描かれた古い地図にもなんとなくね、心惹かれますね。
そして、私バラの花も大好きなので、これはもうぜひ行かないとと思って行ってきました。
ピエール・ジョゼフ・ルドゥーテの展覧会
昔、1700年代から1800年代にかけて、まだね写真が一般的ではなかった頃、そもそも写真がなかった頃ですね。
その時代にバラの図鑑を作ったピエール・ジョゼフ・ルドゥーテの展覧会に行ってきました。
このピエール・ジョゼフ・ルドゥーテという人は、画家であり、いわば植物学者でもありそして、凄いのは、あのマリー・アントワネットと、それから、その後ね、革命の後、ナポレオンのお妃のジョゼフィーヌの両方に仕えた宮廷の画家です。
そして、このバラ図譜というのはナポレオンのお妃のジョゼフィーヌのために作ったバラの図鑑です。169種類のバラが収められていて、本当に精密なのです。そして美しいですね。多色刷りの銅版画で点描を使って、もうすごく細かく描いて、その後さらに手で彩色もしているという本当に本当に細くて、美しくて素晴らしい職人技だと思いました。
ケンティフォリアという名前がついたバラの花
それで169種類もバラの花が書かれてたので、本当に様々なバラの花の絵を見たのですが、その中に結構、ケンティフォリアという名前がついたバラの花がありました。
例えばロサ・ケンティフォリア・カルネヤとかロサ・ケンティフォリア・クレナータとか、ロサ・ケンティフォリア・アングリカ・ルブラとか、たくさんあって、特に花びらがたくさんあるゴージャスなバラが多かったです。
それで、ケンティフォリアって、もしかして「セント」かなと思ったわけです。
このロサ・ケンティフォリアなんとかというのはラテン語で表した植物の名前です。ロサというのは薔薇のことですね。英語の単語も元をたどるとラテン語に語源があるものも結構あります。今回は特にこのケンティ、セントについてお話していきます。
英語の語源 cent/centi
セントと言うとまずお金の単位がありますよね。1ドルは100セントです。それから、ユーロもそうですね。1ユーロは100セントです。
つまりこのセントには百という意味があるのですね。それから、みなさんがよくご存知のものとしてはセンチメートルもそうですよね。
centimetre セントが頭についています。つまり1メートルは100センチですから、centimetre なのですね。
それから、 centigrade これはセルシウス度ですね。centigrade 温度の1度、2度、3度、まあお風呂のお湯は40°ぐらい、人間の体温は36°ぐらいという時の度ですね。度Cと書く温度の単位です。centigrade
日本語では摂氏とかセルシウス度と言いますが、ここにもセントが使われています。これは何かと言うと水が凍る温度、あるいは、氷が溶ける温度が0度で、それから、お湯が沸く温度、沸騰する温度が100°で、この0から100度の間を100個に分けているからセントが使われてるわけですね。
それから、century センチュリーは世紀ですね。1世紀、2世紀、3世紀の century 100年ですよね。18世紀、19世紀それぞれ100年だからセンチュリーにもセントが使われています。
後はパーセント percent も同じですね。日本語だと百分率ですね。全体を100に分けたとすると、そのうちの70にあたります。というと70%。だからパーセント。percentage も同じですね。
それから、その他ちょっとぞわぞわってするものもあります。centipedeセンティピード。ご存知でしょうか。
centipede セントは100ですね。そしてpedeの部分は、pass とかね pace とかあと tripod とかと同じ語源ですが、足ということです。つまりセンティピード百本の足ムカデです。
私ムカデはね噛まれたことないのですが、家の中で見たことあって、ちょっと怖いですよね。ぞわぞわってしますね。それはね、横浜で、私、横浜が長かったのですけれども、横浜のまあ、ちょっとのんびりした地域で洗面台の排水溝からこう、ひょろひょろっと顔を出していたのですよね。もう、本当びっくりしました。はい。
英語の語源 pede/pod
それで、ついでにこのcentipedeのpedeの方も見ておきます。centipedeの pede は足に関係あります。先ほどパスとかペースとか tripod と言いましたが、passも同じ仲間ですね。pass 通り過ぎる。歩いて通り過ぎますよね。
それから、pace ペースというのは歩く歩調とかね、速度とか、これも足に関係ありますね。
それから、passage これは、道とか、通り道、それから通行すること。むこれも足に関係ありますよね。通り過ぎるということでね。
それとpassenger これは乗客、乗り物に乗る人ですが、もともとは通行する人ということで足に関係ありますね。 passenger
それから pedestrian 歩行者これもそうですね。pedestrian pede の部分がcentipedeと同じ足という意味です。それから トライポッド TRIPOD カメラ、写真撮られる方はご存知ですかね。
英語の語源 tri
TRIPOD三つの足で三脚です。TRIは三つのという意味です。例えば triangle 三角形、トライアングルという三角形の楽器ありますよね。それでTRIPOD 三つの足ということで三脚です。
今回は語源の話をお届けしました。セント100 それから、pod pede pass 足、それから、tri 三つのこれらがパーツとして単語の中の一部分に含まれる言葉を見てみました。またこんな風に、たまに、ゆるく語源の話もしていきたいと思っております。
次回は TOEIC の勉強法についてお届けします。聞いてくださってどうもありがとうございました。
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最後までお聴き頂いてどうもありがとうございました。それではまた。
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