こんにちは、田村恵理子です。2021年10月のTOEICテストから、受験料が値上げされました。
2022年2月現在、TOEIC L&R 公開テストの受験料は7810円です。
この記事では、TOEICテスト受験料について、まとめます。
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TOEIC L&R公開テストの受験料
TOEIC L&R公開テストの料金は、2021年9月まで6490円 でした。
2021年10月分から受験料が値上げされて、7810円となりました。
コロナ禍の影響で会場の確保に費用が嵩むようになったとのことです。大学等の会場は借りにくくなり、ホテルなどの民間の会議室の費用は大学に比べて高額とのことです。また、感染予防のためのコストも増えたとのこと。
まあ、それはそうだろうなと思います。残念ですが、仕方ない流れなのでしょうね。
英検も2021年度、検定料の値上げをしました。
団体一括受験は2022年4月から値上げ
団体一括受験の場合は、2022年4月からテスト受験料が改定されます。団体一括受験の受験料は6490円から7810円、賛助会員の場合は5390円 から6710円に値上げとなります。
なお、団体一括受験はIPテストとは異なります。別の制度で、団体一括受験とは、団体で公開テストを受験する制度です。
TOEIC L&R公開テストの受験料の割引はある?
リピータ割引制度があります。また、IP テストは実施団体によっては公開テストよりも安く受験できる場合もあります。
TOEIC IP テストと公開テストの料金
TOEIC公開テストの受験料は一律ですが(リピータ割引はあります)TOEIC IP テストの料金は実施団体の設定によって異なります。
英会話スクールなどの実施団体は、試験監督の手配、会場費や管理費などを上乗せして受験料を設定する場合もあります。
また、企業内で社員用に実施する場合は、逆に受験料の一部または全部を企業が負担する場合もあります。企業によっては無料で受験できる場合もあります。
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過去のTOEICテストの受験料値上げ・値下げの記録の推移は?
2020年4月第249回のテストから
2020年4月第249回のテストから受験料が値上げされました。6490円となりました。
2020年3月までは5830円でした。
消費税分の値上げ 2019年10月第249回のテストから
2019年10月第244回のテストからTOEICテスト受験料が消費税分、値上げされました。5830円となりました。
2019年9月までは5795円でした。それ以前にも、税率5パーセントから8パーセントに引き上げられた際に値上げしています。
2019年9月から2021年10月の値上げ率は?
7810円÷5795円=1.3477 です。
つまり、35パーセントほどの値上げとなります。消費税の上昇分も含みます。
値上げだけではなく、値下げされたことも
この記事では、値上げについてのみ書いていますが、実は過去には、値上げだけではなく値下げされたこともあります。
2009年当時、税込6615(税別で6300)円だったのですが、2009年9月から600円値下がりして税込5985(税別で5700)円になりました。消費税率5パーセントの時代です。
当時、IIBCはの値下げ理由を「今年で30年を迎え、これまで多くの方に受験いただいたことで協会の安定的な運営が見込めるようになったこと」と説明しています。
なお、2009年1月には漢検事件がありました。
さらにその後も値下げされて、税別で5300円(税込5565円)だった時期もあります。
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