こんにちは。田村恵理子です。今回は、語学をめぐるおしゃべりシリーズをお届けします。
台湾に行った時に医学関係の方と話をしていて、この見方はこれまでの私には、ちょっとなかったなという気付きがありましたので、それについてお話しします。
東洋医学と西洋医学についての話です。
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語学をめぐるおしゃべりシリーズの回です。TOEIC勉強法は第1話から第20話!
今回は語学にまつわるおしゃべりシリーズをお届けします。
英語の勉強法、特にTOEICについての勉強法は現在は1回おきにお届けしています。
それから、この ポッドキャストの第1話から第20話までは、もうびっちり英語の勉強法、特にTOEICテストの勉強法についてお話していますので、TOEICテストの勉強をされている方は、是非 ポッドキャスト の第1話から第20話まで聞いてみてください。
東洋医学と西洋医学について
今回は東洋医学と西洋医学についてです。
私、台湾には一度だけ行ったことがあります。楽しかったですし、おいしかったですし、台北しか行っていないので、また是非行きたいなと思っています。
それで、その時に中医関係、中医というのは中国の医学ですね。いわゆる東洋医学関係の方と話していて、なるほどと思ったことがありました。
今回はその話をシェアさせていただきます。
世界の四大文明のうち、一部なりとも残っているのは黄河文明のみ
古代の昔の世界には四大文明がありました。エジプト、メソポタミア、インダス、黄河文明ですね。
それで、このうち現在でも、その一部なりとも引き継がれているのは、実は黄河文明のみです。
その他の文明、メソポタミア、エジプト、インダス文明は、完全に滅びてしまって、その文字すら残ってるのは、もう遺跡の中に残るのみとなりました。
ですから、黄河文明の時代から連綿と続いている中国医学には数千年の歴史があることになります。
それで歴史的に、西洋医学よりも中国の医学の方が優れていた時代というのがあったわけです。
割と最近、最近と言いますが、数百年前までは、東洋医学の方が優れていた時代があったわけです。
現在では圧倒的に西洋医学の方が優勢
ところが、現在では圧倒的に西洋医学の方が優勢ですよね。
日本でしたら、大学の医学部に行って西洋医学の資格を取った人がお医者さんとなれるわけです。
台湾は、それよりも、もう少し東洋医学も広く普及しているそうですが、例えば、いわゆる東洋医学専門のお医者さんと、それから、西洋医学専門のお医者さんがいて、大学も別ですし、そのクリニックとか病院も別で患者さんの方が、先生を選べるわけです。
それにしても、その台湾の方がおっしゃるには、台湾ですら、西洋医学の方が優勢だそうです。
西洋医学の優れた点とは?
東洋医学の方が、長い長い歴史があるのにも関わらず、なぜ現代では西洋医学の方が優勢なのだろうという考察なのですが、西洋医学の方が、システムとして優れたシステムを作ったからだというのが、その方の見解でした。
これなるほどなと思ったのですが、中国の医学は、色々な、いわば流派があって、それぞれの優秀な一族の間で伝承されてきました。
ですから、その継承する人は子供の頃からトレーニングされますから、個人の技としては優れたものになったわけです。
しかし、医学に関する知識は、その一族の秘伝とされましたから、仮に、その技術を継承する人が、災害などで亡くなってしまうと、そこで、これまで連綿と継承されて続いてきた技術や知識もそこで途絶えてしまったわけです。
一方、西洋では、もうその個人の技に頼るのではなくて、医学校というものを作って、誰でも学べるシステムを作ったわけです。
誰でも学べるということは、生まれた時からね医者になることを運命づけられているわけではないので、学び始めるのは年齢が遅くなります。
しかし、知識としては、様々な医者の経験が集積されるわけです。
また、西洋では、新しいアイデアは論文として発表されて、他の医者によって検証されるシステムというのが作られたわけです。
オープンにしたのですね。その一族の秘伝ではなくて、公表することにした。それによって、さらに発展していくわけですね。
つまり、非常に優れた個人の技や、先祖代々伝わる一家の秘伝よりも、集合知の方が、結果的に医学の発展につながったわけです。
というのが、その方のお話でしたが、それ聞いてなるほどなと思ったのですね。
集合知が強い理由
医学に限らず、個人個人の技量というのは、やはり、すごい差があって、たまに、すごい尖った天才というような人はいるわけです。
で、それを誰かに伝える時に、一家相伝とか、一子相伝とか、あるいは、才能のある特定の個人、愛弟子に伝える方が非常に濃く伝えられるような気がしますよね。
そして、たぶん芸術とか、伝統芸能、アートなどはそれでいいのだと思いますが、そうではなくて、医学とかサイエンスの分野では、オープンにして、凡人でもそれを学べるような、それに何か付け足せるような、それに何か意見を言えるようなシステムにしたほうが、トータルで、長い目で見ると強いのだなと、なるほどなと思いました。
つまり集合知ということですよね。
やはり、語学は大切という話
なぜこの話が語学に繋がるかと言いますと、集合知にアクセスするためにはできるだけ多くの人が使っている言語の方がアクセスしやすいわけです。
そして、日本語の世界というのは、本当にマイノリティで、世界77億人とか78億人のうちの1億人と少しですから、やはり日本語世界というのは本当に狭いマイノリティなのです。
世界の共通言語という意味では、英語ですよね。もしかしたら将来は中国語になるかもしれないし、スペイン語になるかもしれないし、アラビア語になるかもしれない。それは分からないわけですが、現時点ではやはり英語かなと思いました。
今回は、語学をめぐるおしゃべりをお届けしました。次回は TOEICの勉強法についてお届けします。
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最後までお聴き頂いてどうもありがとうございました。それではまた。
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