こんにちは。田村恵理子です。
この記事は、ポッドキャスト第41話の書き起こし文です。同じ内容をポッドキャストで聞くこともできます。通勤や家事をしながらインプットしたい場合は、ポッドキャストをご活用ください。
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大人が英語の勉強する場合に文法はどうやって勉強する?【第41話】書き起こしテキスト
今回は大人が英語の勉強する場合に文法はどうやって勉強すればいいのという話です。
TOEIC テストは実用的なテストですので、文法について、バーンと全面に出した問題というのは少ないですし、私は基本的には文法に時間かけすぎないようにしましょうというスタンスですが、私の講座では文法についてどのように取り組んでいるのかについてもお話しします。
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今回は文法の勉強の仕方についてです。これは大人の方の話になります。
学生さんの場合は、授業なり、テストなりある程度ね、どこにどう時間を割り当てるかというカリキュラムが組まれた中で勉強するわけですから、そのカリキュラムに乗っかって勉強された方が、時間のコスパで言って効率がいいのではないかなと思います。
今回は大人の場合の話です。日本で、日本語環境の中で育って、日本の中学校、高校に通って、一度英文法の授業は受けたことがあるという場合を想定してお話しします。
文法は習ったけれども、もう忘れているよという場合はですね、一週間で、ざっくり復習してください。
これね一週間というのがポイントです。全然完璧にする必要はないので、薄い中学校文法の問題集なり参考書を一冊手に入れて、ひと通り、すべての項目に目を通します。
ここで完璧に理解しようとか全部覚えようとかしなくて構いません。
例えば、現在完了形と言われたら、ああ、なんか、あったなと思い出して、その文法の本をパラパラめくって、その項目を開けるいうくらいまでになれば十分です。この段階ではオッケーです。
そしたら、その後は文法に費やす時間を、これ人によって違いますけど、1日に費やす英語の時間のうち半分以下にされるといいです。
もうちょっと中上級者になってきたら、もう文法だけに費やす時間は、1割以下でいいです。
それ以外の時間は、もう習うより慣れろと言いますが、たくさん英文を読んだり、聞いたり、音読したり、リピーティングしたり、それから問題を解いたり。
直接、TOEIC テストでしたら、TOEIC 用の問題集を解いたり、TOEICに出てくる英文を読み込むこと。そこにね、より多くの時間を当てることをお勧めします。
読み込むといっても、すべての文章、一文一文について構文解析していたら、すごく時間がかかってしまうので、それもね、お勧めしません。
まずは、習うより慣れろで、量をこなすこと、回数をこなすこと。
それにプラスして、自分にとっての強化ポイント、文法の項目の中で、この項目ちょっと苦手なので、強化しておきたいなという項目があったら、それに着目しながら英文を読むこと、音読すること、リピーティングすること。これを、されるとすごくいいです。
実は私の講座でも、テーマを決めて、そこに着目しながら英文を読んでいただくということをしています。
これ、すごくお勧めです。
例えば、分詞というのは、結構苦手な方が多いですね。
分詞というのは現在分詞だったら ing 型。動詞の ing 型 ですね。
go 行くと言う動詞だったら going
動詞に ing がついた現在分詞。
それから、過去分詞というのは、大体は動詞に -ed が付きます。
-ed がつく場合の他に、不規則な変化をする場合もありますが。
ちなみにね、動詞の不規則変化については前回のポッドキャストと、その二つ前の回のポッドキャストでお話していますので、そちらも参考にしてみてください。第40話と第38話ですね。
それで、その現在分詞、動詞に ing がついた形と、過去分詞、動詞に -ed がついた形、あるいは不規則な形もありますが、この分詞って結構苦手な方がね、結構いらっしゃるんじゃないかなと思います。
というのは、いろんな使い方が、あるのです。
例えば現在進行形もありますし、過去分詞は受け身もありますし、それから、完了形もありますし、それから、名詞を修飾する形容詞としても使われます。
そんなこんなで、ちょっとばかりややこしいのですね。
で、こういうものほど、文法のテキストや問題集だけではなくて、英文の中でたくさんの例に当たった方が、体感として、なんか分かってくる、納得してくる、慣れてくるということがあります。
パート7講座で TOEIC のパート7の英文を読みながら、分詞に着目していただくという課題をしています。
それに取り組まれた方の声をシェアさせていただきます。
まずお一人目です。
分詞はわかっていると思っていましたが、9週目の分詞の章を勉強して、課題が読みやすくなりました。
はい。ありがとうございます。
そして、二人目です。
分詞構文、最初はしっくりこなかったのですが、課題をやっているうちに納得できるようになってきました。
はい。ありがとうございます。それから、3人目です。
分詞、分詞構文も、関係詞に引き続き見落としや間違いが結構ありました。やはり、一番苦手な部分なのでしょうがないですね…
たくさん英文に触れて慣れていきたいと思います。
はい。どうもありがとうございます。
ちなみに間違いが多かったというのは、気づきが多かったということで、トレーニング段階ではむしろ良いことですよね。良いトレーニングが出来てるということですね。
これ、やはりね、たくさんの例文にあたって、自分の中で、腹落ちしてくる、納得できてくるということが、やはりね、あると思います。
ですから、文法に特化した参考書とか問題集のみで、理屈だけで全部考えるのではなくて、沢山英文にあたって、その中で、たくさんの実際の使用例に当たって、慣れていくということも非常に大切だなと思います。
ぜひね、その文法の理屈を知るだけではなくて、たくさんの英文に当たって、その中での、たくさんの使われ方の例を見るということもしてみてください。
はい。今回はここまでです。
お聞きいただいてどうもありがとうございました。
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最後までお聴き頂いてどうもありがとうございました。それでは、また。
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