こんにちは。田村恵理子です。
この記事は、ポッドキャスト第46話の書き起こし文です。同じ内容をポッドキャストで聞くこともできます。通勤や家事をしながらインプットしたい場合は、ポッドキャストをご活用ください。
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ポッドキャスト第46話
こんにちは。田村恵理子です。
今回は翻訳者、医薬、医療とかお薬、メディカル分野を中心に翻訳のお仕事をされているリスノさん、こと、笠川こずえさんのインタビューのご紹介です。
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はい。今回は翻訳者、笠川こずえさんへのインタビューのご紹介です。
元々のね、インタビュー自体はもう5年近く前になります。本当に5年ってあっという間でしたね。
その5年の間にリスノさんまた仕事の幅を広げられたり、そして、またに新たにメッセージも頂きましたので、そちらも併せてご紹介させていただきます。
翻訳者とか通訳の方は意外とね、初めから翻訳を目指していました、初めから通訳者を目指していました、という方は少ないような印象がありますが、笠川こずえさんの場合もね、そうでした。
それでは、どのような道を辿って翻訳の世界に入ったのか、インタビューからね、その部分を抜粋してご紹介させていただきます。
大学は文系で、英語専攻ではありませんでしたが、将来は、英語を使う仕事がしたいと思っていました。
ただし、当時は、翻訳を仕事にしようとは、思いませんでした。
翻訳よりも、実際に英語を道具として使うお仕事に、興味がありました。
たとえば、企業で英語を使って営業したり、国連などの国際的なお仕事をしてみたいと思いました。
就職活動の際には、国連は最低でも大学院の学歴が必要で、受けることはできませんでしたが、国際協力や途上国開発、国際交流関係の団体などの試験にもチャレンジしてみました。
そのような団体の試験は、英語以外の科目も多く、公務員試験よりもさらに難しい試験で、残念ながら、ご縁がありませんでした。
結局、建材関連の商社に就職し、貿易事務などのお仕事をすることになりました。
小さな会社でしたから、英語ができる人は多くはありませんでした。
新人の笠川さんも、いきなり、英語を使う仕事を頼まれることが、多々ありました。
はじめから、英文レターなどのコレポンや、英語のカタログの翻訳などを依頼されました。カタログの訳と言っても、まずは、商品のことが分かりません。塗料や断熱材などの建材を扱う会社でしたから、まずは、そこから勉強しました。
仕事で出会う生の英語は難しくて大変でした。
上の人も忙しく、いつも、見てもらえる訳でもありませんでしたから、自分でも勉強しました。
何度もダメだしを受けて、落ち込んで帰ることも、ありました。残業も、よくしました。
とつぜん、商談に付き合ってと言われて、通訳をすることも、ありました。
いきなり現場に出された感じでした。
仕事のかたわら英語の学校にも通いましたが、翻訳や通訳などを学ぶ上のクラスまでは行きませんでした。
翻訳も通訳も、仕事を通して現場で鍛えられました。
英語が好きでしたから、ありがたいと思う一方、失敗して凹むことも、よくありました。
world 世界と water 水を聞き間違えてしまったことも、あります。そんな基本的なこともできないのか、と後で落ち込みました。
3、4年、貿易事務の仕事を続けた後、オーストラリアに半年ほど語学留学しました。
帰国後は、もっと英語を使って仕事をしたいと思い、英語を使う仕事を探しました。
製薬会社に派遣社員として入り、英文事務をすることになりました。ある新薬開発チームの、英語担当者です。
その製薬会社で、初めて、医薬の英語に出会いました。
医療、薬学の英語は、難しいけれど、身近な体のことですから馴染みがあり、興味が持てると思いました。
新しい薬を世の中に出すためには、動物試験、治験、新薬申請など、様々なプロセスがあります。派遣社員ではありましたが、チームの一員として、その流れを経験しました。
英語についても、上の人がチェックしてくれました。仕事を通じて医薬翻訳を学んでいきました。外注の翻訳をチェックする仕事もしました。
このような経験が、のちに大いに役立つことになります。
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はい。ここまでインタビュー記事の抜粋を読ませていただきました。
この後ね、実際にフリーランスの医薬翻訳者としてお仕事を始めた頃の話、子育てをしながらの翻訳の仕事との向き合い方、それから、フリーランスの翻訳者を目指す方へのアドバイスなどもお話くださっていますので、是非インタビュー記事の方も読んでみてください。
そして、笠川さんから2022年、元のインタビューから5年近くを経て新たにメッセージも頂いていますので、そちらも読ませていただきます。
インタビューを受けた2017年から5年近くたち、その頃の仕事の中心はメディカル翻訳でしたが、今ではご縁をいただき出版翻訳の仕事もするようになりました。
5年前には夢にも思わなかったことです。
英語ができますと、仕事の幅がグンと広がります。
TOEICを勉強中の皆さんの中には、やる気に満ちている方もいれば、思うように点数が上がらなくてもどかしい気持ちになっている方もいるかもしれません。
翻訳の場合、特に資格は不要で、TOEICのスコアも必要というわけではありませんが、一定レベルの英語ができることをわかりやすく周りの人に伝える道具にはなります。
勉強に疲れてしまうときがあるかもしれませんが、ぜひがんばってご自分の目標を達成してください。
私が翻訳の仕事を始める前のスコアは950点ほどでしたが、翻訳の仕事には一生勉強が必要ですので、今も日々英語を勉強し続けています。
一緒にがんばりましょう!
.
ということでメッセージ頂きました。
お忙しいところ、笠川さん、インタビュー、そしてメッセージもどうもありがとうございました。
インタビューの続きは URL TOEIC8.com/int31で読むことができます。
こちら、ポッドキャストの概要欄にリンクも貼っていますので、クリックして見てみてください。それから、笠川こずえさんのご本人のサイトへのリンクと、それから笠川さんのツイッターへのリンクも貼っておきますので、ぜひそちらも見てみてください。
それでは、今回はここまでです。お聞き頂いてどうもありがとうございました。
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最後までお聴き頂いてどうもありがとうございました。それでは、また。
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