TOEIC時間配分は?

● TOEIC最適な時間配分は?

こんにちは。田村恵理子です。

TOEICテストは、3ヶ月で100点スコアアップできます。

転職、手当アップ、昇進、海外駐在、英語でお仕事、留学。

あなたの、TOEICテストの先の目的は何ですか?

そのために必要なTOEICスコアは、サクッと達成しましょう。そして、少しでも早く、次の目標に向かって進んでください。

そのためには、時間配分も重要ですよね。この記事では、TOEICテストの時間配分について説明します。

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まずは基本を抑えよう!TOEICテストの時間割

TOEIC Reading & Listening の公開テストの時間割

TOEICテストの時間割については、こちらの記事で詳しく書いています。

2020年10月から、TOEIC公開テストは、午前、午後の二回実施となりました。

下記は、2020年9月までの時間割となります。

11時45分 集合・受付開始

12時30分 受付終了

12時35分 リスニング音量の確認、試験の説明、注意、受験票の回収

13時 TOEICリスニングテスト開始

(リスニングテスト時間 約45分)

13時45分 TOEICリーディングテスト開始

(リーディングテスト時間 75分)

15時 TOEIC Reading & Listening テスト終了

(マークシート用紙、問題用紙の回収、数の確認など)

15時15分 解散予定

正味のTOEIC公開テストの時間は、約120分間です。

厳密に言うと、120分で終了しないケースも多いです。リスニングテストの時間が、ピッタリ45分とは限らないためです。終了時刻は、15時01分だったり、15時02分だったりもします。

また、リスニング試験中のアクシデントにより終了時刻が伸びるケースもあります。私も、これまで何度かありました。アクシデントにより、途中で待ち時間が生じた時は、心を落ち着けて、ゆったり待つに限ります。焦っても得することはありません。

何もすることがなく手持ち無沙汰な待ち時間には、眼を閉じているのもオススメです。目から入る情報の処理をシャットダウンすると、その分、脳を休ませることができます。

TOEICテストの時間配分は、読解が鍵

TOEICリスニングテストは、リスニング用の音声が流れて、それに合わせて進める形です。すなわち、リスニングの各パートに配分する時間は決められています。自分でパート1、2、3、4に配分する時間を割り振ることは、できません。

したがって、TOEICテストの時間配分というと一般的に、リーディングテストPart5, Part6, Part7の間での時間配分を意味します。

なお、トーイックIPテストの場合、各実施団体によって、テスト開始時間や終了時間は異なります。リスニングテスト、リーディングテストの時間はそれぞれ、45分、約75分と、公開テストと同じです。

トーイック時間配分のコツ

TOEICは時間が足りない!パート7が終わらない!

TOEICテストの時間配分というと、皆さんに共通するお悩みは、

「トーイックは時間が足りない!パート7が解き終わらない。」

これに尽きます。

問題数の比率は?TOEICリーディングPart5、 Part6、 Part7

TOEICテストのリーディングは、Part5、 Part6、 Part7で構成されています。

TOEICリーディングテストの問題数の比率の円グラフです。

TOEICリーディングテストの問題数の比率

TOEICリーディングテストには小問が100問あります。

100問中、パート5は30問です、パート6は16問、パート7は、54問です。

グラフからお分りのように、圧倒的にパート7の比率が大きいです。

さらに、Part7は長文読解問題ですから、Part5や Part6に比べて、1問あたりにかかる時間も長くなります。

なお、パート5は短文の空欄あてはめ問題、パート6は、長文の空欄あてはめ問題です。

時間配分の目安は?TOEICリーディングPart5、 Part6、 Part7

TOEICリーディングテストの時間は、Part 5、6、7合わせて、75分間です。

最適な時間配分は、レベルや人によっても違いますが、一つの例として、800点以上を目指す場合の、時間配分のざっくりとした目安をグラフで示します。

TOEICリーディング時間配分の目安

パート5 が10分弱、パート6 が10分強、パート7は、1問1分で54分と思っておかれると、捉えやすいと思います。

ざっくりと、この時間配分を頭に入れておいて、あとは、個人個人で微調整を加えてみてください。

Part5、 Part6、 Part7の小問1問あたりの時間配分は?

リーディングパートの時間配分を、Part5、6、7それぞれ、小問1問あたりで考えてみました。

分かりやすさを重視しているため、トータルで75分になっていませんが、シンプルで把握しやすいのではないでしょうか?

Part5文法、語法、熟語問題の小問1問あたりの時間配分

TOEICパート5は、1問あたり20秒、計30問で10分

Part6の長文穴埋め問題の小問1問あたりの時間配分

TOEICパート6は、1問あたり40秒、計16問で640秒

Part7の長文読解問題の小問1問あたりの時間配分

TOEICパート7は、1問あたり1分、計54問で54分

先ほど、Part5は、10分弱、Part6は10分強と書きました。Part5と6を合わせて、20分と考えて頂ければ良いと思います。

実際には、上級者になればなるほど、パート5の時間はもっと縮まるはずです。

TOEIC800点までを目指されている場合、パート5は10分以内、パート6は努力目標で10分程度、パート7は、時間内に解き終わるところまで、頑張るイメージです。

 

あくまで目安です。時間配分は、人によって違います。

当然ですが、TOEICリーディングテストの最適な時間配分は人によって違います。

目安は、あくまで目安です。人によって英文を読むスピードが違いますので、最適な時間配分も人によって違います。

目安としてあげられた時間配分にとらわれないようにしましょう。

TOEICテストの時間配分で心がけるべきは、パート5とパート6は、できるだけ早く解く!ということです。

その上で、ご自分に最適な時間配分を組み立てて、自分なりに、パート5を何時何分までに解くと目安を決めておかれると良いでしょう。

あくまでご自分にとって最適な時間配分です。

 

TOEIC試験中にできること

TOEICリーディングテストの時間配分のコツは、パート5やパート6で考え込まないことです。

パート5、6で、できるだけ時間短縮し、残りの時間をパート7に注ぎ込むわけです。

考え込みそうになったら、サッと勘でマークして次の問題に進みましょう 。

問題を解く順番は?

私は、頭から解いていくことをお勧めしています。マークミスを防ぐためです。

解く順番を変えたほうがやりやすいという場合は、マークする場所を間違えないように、十分ご注意ください。

時間配分を考えることに、意味はあるのか?やはり最大のコツは、事前の勉強

パート5、6の勉強

試験当日の時間配分にこだわるよりも、やはり、きちんと事前にTOEICに向けて勉強しておくのが王道ですよね。

例えば、パート5、6の頻出の問題は、見てすぐに解けるぐらいにしておくことが、理想的です。

そうすれば、パート7に、たっぷり時間を配分できます。

「感覚的にサラッと当てはめて正答できるようになりました。」

と言えるようになると、強いですよね。感覚的にサラッと解けるようになると、時間配分にも余裕が持てます。

項目ごとに分けて解説いただける、音声セミナーを重宝しています。

細かく丁寧に説明してくださる音声に加え、例文をのせて頂いたPDFをいただけるので、スッと理解できるように感じています。私は田村先生の教材を購入する前から、iknowというアプリを使ってTOEICの勉強をしていたのですが、和文を見て、ばらばらになっている単語を組み立てて一文を作る問題が苦手でした。ところが「マニュアル」に従って勉強を始めてから、和文を見なくても、また 単語そのものの意味が分からなくても、感覚的にサラッと当てはめて正答できるようになりました。

明らかに、力がついてきたという実感が持てると嬉しいですね。

「単語の意味がわからなくても、感覚的にサラッと当てはめて正答できる」

これは、スゴイですよね。しかも以前は、和文を見ても苦手だった問題なのですから、素晴らしい進歩です。

なお、TOEICパート5については、こちらの記事も、ご参照ください。

トーイックPart7は、やはり読解スピードがポイント

パート7のスピードアップには、量をこなすのが一番です。大量の英文を読むことです。

TOEICテストの場合は、TOEICテストに出るタイプの文章をたくさん読むことが、近道です。

音読トレーニングは、とっても有効です。

たとえば、公式問題集のパート7の全文書を、5回ずつ音読するだけでも、かなり違ってきます。

そうは言っても、公式問題集は、一度解いて丸をつけて終わりにしてしまいがちです。

そのような場合は、パート7対策10週間講座がオススメです。

TOEICパート7のテキストの、読み上げ音声が手に入る場合、シャドウィングやリピーティングも、とても有効です。

なお、新形式対応の公式問題集のTOEICパート7の文書の半分程度は、読み上げ音声が手に入ります。

公式問題集パート7の読み上げ音声については、こちらの記事をご覧ください。

新形式の長文は難易度が上がった?旧TOEICとの違い

新形式になって難しくなった、時間配分がうまくいかないという声をききます。

ダブルパッセージ、トリプルパッセージ問題

新形式TOEICテストでは、パート7の長文の問題の数が増えました。

旧TOEICでもあった2文書(ダブルパッセージ)問題に加えて、3文書(トリプルパッセージ)問題も入りました。

逆に、パート5の問題数は減りました。

つまり、長文読解問題(パート7)が増えて、短文の空所補充問題(パート5)が減ったのです。

単純に、読む英文の量が増えたと言えます。

なお、ダブルパッセージ、トリプルパッセージ問題だから難しいとは限りません。1文書だけ読んで解けるような、簡単な問題も入っています。

TOEIC初心者の場合も、ダブルパッセージ、トリプルパッセージ問題を捨て問にするのは、もったいないです。

本番では、パート7は、全部解き終わらなくてもよい

新形式になって、TOEICリーディングテストの時間配分が難しくなった、解き終わらないとお感じかもしれません。

大前提として、すべての問題を解きおわらなくても良いです。

特に、800点までを狙う場合はパート7が全部終わらなくても、気にしなくて大丈夫です。

さらに、TOEICテストは、回によって難易度にばらつきがあります。

満点ホルダーでも、ギリギリのこともあります。

私自身も、TOEICは満点を取っていますが、15分ほど残して余裕で終わる時もあれば、試験終了数分前に、ギリギリで終わる回もあります。

つまり、回によって、結構バラツキがあるのです。

試験中に、終わらないと思って、パニックになったり、諦めたりするのは、もったいないです。

焦らず、淡々と解きすすめましょう。その回が、特に難しいだけかもしれません。

TOEIC初心者が500点、600点までを狙う場合

英検は、級によってテスト問題が違いますが、TOEICテストは、様々なレベルの受験者が、同じテストを受けます。

600点がターゲットの場合も、900点がターゲットの場合も、同じテストです。

600点を狙う場合は、600点レベルから見て難しい問題はドンドンとばしてよいのです。ご自分が解ける問題で、確実に点を取るのがポイントです。

ダブルパッセージ、トリプルパッセージでも、やさしい問題を見極めて、解いていきましょう。

TOEIC初心者の場合、当日の時間配分の計画に悩むよりも、TOEIC試験前に、どれだけ勉強するか?が勝負です。

公式問題集の長文は、全部読みましょう。

読解力は、量をこなすことです。

トレーニング段階では、公式問題集を時間を計って解いて、答え合わせをして終わりではなく、しっかり全文読みましょう!

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