● 500点台から600点を目指すTOEIC初心者のパート7対策!体験記も
こんにちは。田村恵理子です。
この記事では、これからTOEIC600点を目指すTOEIC初心者さんのパート7対策について、まとめます。
パート7全般については、こちらの記事に詳しくまとめています。
そもそもTOEICテストのパート7とは?
TOEICリスニング&リーディングテストは、パート1からパート7までの7つのパートに分かれています。その最後のパートが、パート7です。
TOEICリスニング&リーディングテストは、リスニング100問、リーディング100問で構成されています。パート7はリーディングのテストの最後のパートです。
TOEICリーディングテストの構成
TOEICのリーディングテストは、パート5、6、7で構成されています。
パート5は短文の空欄補充問題です。そして、パート6は長文の空欄補充問題、パート7は長文の読解問題です。
リーディングの半分以上を、パート7が占めます。リーディング問題100問中54問がパート7です。
パート7を伸ばせば、一気にスコアが伸びるはずです。
しかし、初心者さんの場合は、最初は他のパートから始める方が、取り組みやすいです。
パート7は、他のパートよりも英文が長いです。そのため、取っ付きにくく感じられる方も多いようです。また、一問あたりに必要な時間も長くなります。
独学で進める場合、まずはリスニング・パートや、リーディングのパート5から始めることをお勧めします。慣れてきたら、パート7の長文読解問題にも取り組んでいきましょう。
新形式TOEICテストで、パート7は難しくなった?
TOEIC公開テストは2016年5月から、ipテストは2017年4月から、新形式になりました。
パート7は難化したとも言われますが、英語力が変わらなければ、新形式になる前後でスコアは変わらないはずです。
しかし、読むべき英文の量は、確かに増えました。
小手先のテクニックに頼らず、しっかり英文を読む力を身につけることが重要です。
長文読解パート7の構成と問題数
TOEICのパート7は、大問15題で構成されています。それぞれの大問では、1個から3個の文書を読み、2問から5問の小問に答えます。
パート7の文書は、長文とは言っても、一つの文書がそれほど長いわけではありません。身の回りで見かけるような短めの文書を20個以上、読みます。
文書は、Eメール、広告、ウェブページ、記事など、実用的な文書です。お仕事で英文メールの読み書きをする時にも、海外に滞在する時にも、役に立ちます。
シングルパッセージ問題とは?
パート7の大問15題のうち10題は、1文書のみ読み、設問に答える問題です。シングルパッセージ問題とも言われます。
ダブルパッセージ、トリプルパッセージ問題とは?
TOEICのパート7の大問15題のうち5題は、マルチパッセージ問題です。複数の文書を読んで5個の小問に答える形式です。
そのうち2題は、2文書を読んで問いに答える2文書問題です。2文書問題のことをダブルパッセージ問題ともいいます。
残りの大問3題は、3文書を読んで問いに答える3文書問題、すなわちトリプルパッセージ問題です。
マルチパッセージ問題は、パート7の小問54問中25問を占めます。
TOEICリーディングテストは、小問100問で構成されています。
実に、リーディングパートの4分の1が、パート7のマルチパッセージ問題なのです。
マルチパッセージ問題では、2、3文書を相互に参照しながら、読む必要があります。難しく感じてしまうかもしれませんが、大丈夫です。
たとえ、今500点台でも、マルチパッセージ問題でも、得点できるようになります。
初級者のパート7勉強法
リスニングや、パート5、6を先に勉強するのがオススメ
TOEIC初心者さんの場合は、リスニングから、先に勉強することをお勧めしています。
現在500点、600点辺りの場合も、リスニングパートの方が大きく伸びやすい傾向があります。
リーディングに取り組む際も、パート5からの方が、取り組みやすいです。
とは言っても、TOEICテストを受けるのでしたら、パート7にも全く手をつけないという訳にはいきません。
それでは、パート7は、どうするの?という話です。
単語帳は、とても大切。これだけでも、スコアが伸びる
500点以下、あるいは、600点前後の場合、単語力をつけるだけで、ずいぶん違って来ます。
TOEIC用の単語帳は、手元に置いておかれることをお勧めします。
公式問題集中の単語と、並行して覚えていきましょう。
語彙が増えると、パート7も楽になります。
苦手意識をはずしましょう。
ただし、パート7では、このような文書を、合計で23個も、読むことになります。英文の量に圧倒されて、TOEICのパート7に、苦手意識をお持ちかもしれませんね。
大丈夫です。本講座では、やさしい文書からはじめて、少しずつステップアップします。
いつの間にか、大量の英文が読めるようになります。
TOEIC初心者さんも、パート7で得点できます
パート7が、解き終わりませんという、お悩みをよく伺います。
安心してください。初心者さんは、全部解けなくて、大丈夫です。時間は、足りなくて当たり前です!全部解き終わらなくてもいいのです。
TOEICテストは、英検と違って、初心者から上級者までが、同じ問題を解きます。
950点の人と、990点満点の人も、スコアに差がつくように、問題が作られています。つまり、初級者は解けなくても良い難しい問題も、あります。また、上級者でも読み終わらないほど、英文量が多いのです。
ですから、初心者さんは、パート7は全部解けなくて当然です。
解ける問題を、解いていきましょう。
難易度は?文書の内容は、意外と難しくないものも!
パート7には、23の文書があります。チャット、メール、手紙、広告、記事、Webサイトなど、様々です。
英文の長さも、短いものも、長いものもあります。
そして、意外と、短めの、簡単な文書も多いです。
チャットや、広告などは、比較的読みやすいです。解ける問題を、できるだけ多く解くことが大切です。
テストを受ける前に、公式問題集は解いておこう!
TOEICテストを受ける前に、公式問題集や、模試タイプの問題集は解いておきましょう。テストの全体像をつかんでおくことが大切です。
リーディングが250点を超えたら!パート7講座
ある程度、単語や、パート5の文法問題などを勉強してから、本格的にパート7対策の勉強に進むほうが、取り組みやすいです。
あくまで目安となりますが、パート7講座は、リーディングが250点以上、リスニングが300点以上の場合に、オススメです。
なかなか600点が取れず、しかし取れたと思ったら一気に体験談は、こちらです。
しかも、一気に100点以上ベストスコアを更新して695点でした。
パート7講座も最終週に入り、なんとか続けられたことにほっとしているタイミングで1月に受けたTOEICの結果が返ってきました。
1月にテストを受けた際は、リスニングは聞けないし、リーディングは終わらないしで、
すっかり打ちのめされ、同じ教室で試験を受けた人の中で自分が一番出来ないのではないかとすら考えながら帰ってきました。
そのため、今日の結果を見るのも怖く、頼むから5点でいいから600点を超えていてほしいと願いながら、点数を確認しました。
その結果、なんと695点でした。
何年も超えられなかった600点がこんな形で超えられただけでなく、もう少ししたら700点も狙えるのではないかという点数で、びっくりしすぎて実感がありません。
モチベーションが保てないことで悩んでいた際に、少しずつでもすすめていくことで、
いつか結果に結びつくという先生のアドバイスをいただき、なんとか勉強を続けてこられました。
本当にありがとうございました!
12月に講座をスタートして、1月のTOEICで念願の600点台達成です。1ヶ月半ほどで125点上がりました。
パート7講座に取り組んだ結果、他のパートの点数も上がりました。
もちろん、1ヶ月で125点アップはレアケースです。しかし、TOEICテストは、努力が報われるテストなのです。
あなたも、今、スコアが伸び悩んでいても、必ず、スコアアップできますよ。
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