こんにちは。田村恵理子です。
この記事は、ポッドキャスト第12話の書き起こし文です。同じ内容をポッドキャストで聞くこともできます。通勤や家事をしながらインプットしたい場合は、ポッドキャストをご活用ください。
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TOEIC パート7が終わりません。
TOEIC テストについて、みなさんから伺うお悩みの中で、一番多いのが「パート7が終わりません。」これです。どう考えればいいのか、何をすればいいのか、お届けします。
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TOEICについて、みなさんからよく頂くお悩みの中で一番多いのが、パート7が解き終わらないというお悩みです。
パート7は長文読解問題です。長文と言っても一つ一つの文章は、それほど長くありませんが、全部で20個以上あるのですね、文章が。ですから、英文量としては結構あります。ですから、全部読み終わらないうちに時間切れになってしまう。そんなこともよくあります。
パート7の英文は、時間内に全てを読み終わらなくても構わない!
まず始めに、大前提として パート7の文書は時間内に全てを読み終わらなくても構いません。
TOEICテストというのは、英検と違って様々なレベルの方が、同じ問題のテストを受けます。ですから、ある程度の上級者でも、きちんとレベルを測れるように、そう簡単に全部は解けないように、つまり、もうサッサと読み終わってしまって暇にならないように、できているイメージです。
ですから、例えば、600点、700点、800点、850点、そのあたりを目指している場合は、すべて解き終わらなくても、全然構いません。もう少し言っておきますと、900点、950点を目指している場合も、全部解き終わらなくても、900点、950点は取れます。
受験した回や会場によっても、英文量にはバラツキがある。
そして、もう一つ、同じ人が受けても前回は全部解けたのに、今回は全部解けなかった、そういうこともよくあります。では、実力が下がったのかと言うと、そうとは限りません。今回たまたま英文の量が多めだったかもしれない、あるいは、話題が今回たまたま、自分があまり知らない話題が多かった、とかね、そういうことです。
ですから、解きおわったとか、解き終わらないとか、あまり気にすることはないです。そして、そもそも850点までを狙う場合は、解き終わらなくて構わないと思っておいてください。
忘れてはいけないこと
ひとつ念のために言っておきますと、全部解き終わらなくても、マークシートの解答欄は全部塗りつぶしておいてください。全てというのは、残りの問題全てAを選んでもいいですし、Bを選んでもいいですし、全てCを選んでもいいですし、ランダムに塗りつぶしてもいいですが、とにかく、どれか選択肢を選んでおくということです。
これは公式に、どこかに書いてあったと思います。全ての問題をマークシート塗りつぶすことが前提で点数がつくということになりますので、マークシートをね塗りつぶす時間は残しておくのを忘れないようにしてください。
それでも、もちろん、たくさんの問題を読んで解いた方がよい
ここまでを前提として、その上で、そうは言っても時間内に、できるだけたくさんの問題を解けた方がいいのは間違いないです。それでは、時間内にできるだけたくさんの文章を読んで、できるだけたくさんの問題に答えるためには、何をすれば良いのでしょうか。
テストの後に、このようなメールをいただきました。時間内に全部解くことができました。それではこの方はどのように勉強してきたのでしょうか。メールを読ませていただきます。
昨日3ヵ月ぶりにTOEICを受けてきました。
青のパート7講座を受けてからのTOEIC、どうなるか楽しみにしていましたが、なんと!時間内に全部解くことができました!
パート7のマルチパッセージは集中力が必要で、時間が迫ってプレッシャーもかかるので、シングルパッセージは置いておいて、マルチパッセージを先に解きました。パート7、6、5と解く人もいるそうですね。
私はパート5、6の後、マルチパッセージから解くのを緑の公式問題集でやってみたのですが、マークする所を少し間違えたことを除いては、時間内に全て解くことができたので、合ってるのかも!と思って本番でもやってみました。マークする所だけは間違えないように気をつけながら。
そうしたら見事!全て解くことができました。
色々試してみることも大事ですね。
また、先日メルマガで、テスト直前に音読を30分してからテストを受けた方が、900点取った話があったので、私も家で音読やシャドーイングをし、行く道すがら電車やバスの中でエアー音読(マスク着用で)しつつ会場入りし、会場についてからも少しエアー音読してから本番を迎えました。
あまり時間がなかったので、そんなやり方になりましたが、全部で30分ちょっとだと思います。
本当にやってみて良かったです。ランニングの前の流しみたいに、準備運動してから解くといつもよりスラスラ解くことができたと思います。
それから、パート7講座で教えていただいたことを元にシャドーイング、リピーティング、音読をコツコツ続けたことが一番力になったのだと思います。
分からない問題も確かに少しありましたが、今までで一番解けた気がします。
先生の講座や直前対策など勉強方法のシェアのおかげだと思います。
いつもありがとうございます。引き続き音読を続けようと思います。
ご報告でした。
はい。時間内に全部解くことができた、嬉しいご報告でした。おめでとうございます。
時間内に全部解くことができた方は、何をしていたのか?
それではこの方が何をしたのかと言うと、まず何より、普段から、音読、リピーティング、シャドーイングをコツコツ続けられたことです。
結局そこ?と思われるかもしれませんが、声に出すトレーニング(音読、リピーティング、シャドーイング)は、非常に有効です。小学校でも国語の授業で音読しますよね。声に出すトレーニングは非常に有効ですので、是非コツコツ続けてみてください。
それから、テスト前にウォームアップをされたこと書かれていますね。テスト前のウォーミングアップも、とてもいいです。普段、私たちは全て日本語で考えて、日本語で話しているので、それを英語に切り替えるのに少し時間がかかったりしますので、テスト開始前にね、疲れない程度に、英語脳切り替えておく。これも非常に有効です。
TOEICリーディングテストの問題を解く順番
それから、あの解く順番については、私は原則として前から順番に解くことをお勧めしています。何故かと言うと、マークシートの回答欄を間違って、ずらしてしまう恐れがあるからですね。この方の場合、順番を変えて上手くいったケースですが、何が良かったかと言うと、テスト前にね、自分で模試のように実際に初見の問題を解いてみて、そこでちゃんと予行演習していることです。
これ、人によって合う合わないもあると思いますので、もしも順番を変えて解きたい人は、必ず予行演習してください。予行演習する時間がないのでしたら、もう素直に前から順番にとくほうが無難だと思います。
一番大切なこと
今回はテストの直前のウォームアップや、それから、テストの解き方について、ちょっとテクニックっぽいことも話しましたが、一番大切なのは、メールの中にもこんな風に書かれていましたよ。
「シャドーイング、リピーティング、音読をコツコツ続けたことが一番力になったのだと思います。」
本当その通りですね。TOEICのパート7対策は、しっかり英文もね、問題で問われていないところも含めて、読み込むことです。シャドーイング、リピーティング、音読はとても有効です。シャドーイングとかリピーティングはね、テキストを見ながらで構いませんので、ぜひぜひ、しっかりパート7の英文を全文読み込むことを、してみてください。応援しています。
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最後までお聴き頂いてどうもありがとうございました。それではまた。
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